住宅ローン減税の計算の仕方

 住宅ローン減税制度は、住宅ローンを借り入れて、新築住宅や中古住宅、また、増築や一定の修繕などをする際に、金利負担の軽減を図る制度です。

計算方法は『ローン残高×控除率1%=控除額』

 住宅ローン減税の計算方法は、毎年の年末の住宅ローン残高または取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が、40万を限度に所得税から税額控除されます。所得税から控除しきれない場合は住民税からも一部控除されます。

 この控除が受けられる条件は借入期間が10年以上あることで、控除できる期間は10年間、合計最大控除額400万円となっています。

 (長期優良住宅・低炭素住宅の場合は500万円まで)

シミュレーションをしてみよう

 住宅購入を検討しているAさんの場合でシミュレーションをしてみましょう。

条件
住宅購入価格 3000万円
借入金額 2500万円
借入金利(固定) 1.5%
返済期間 30年
借入予定日 10月10日
初回返済日 2016 年11月10日
毎月返済額 86,280円

 年末の住宅ローン残高の、1%が控除対象となります。

 一年間の控除額=年末のローン残高×1%なので、下記のように、10年間に合計217万円の控除を受けることができます。

年度 年末のローン残高(円) ローン控除率 控除額(万円)
2016 24,889,871 1% 24.8
2017 24,223,283 1% 24.2
2018 23,546,628 1% 23.5
2019 22,859,753 1% 22.8
2020 22,162,504 1% 22.1
2021 21,454,722 1% 21.4
2022 20,736,252 1% 20.7
2023 20,006,930 1% 20.0
2024 19,266,591 1% 19.2
2025 18,515,071 1% 18.5
合計 217.2万円

住宅ローン減税の申請方法

 住宅ローン減税を受けるためには、住宅の取得から6か月以内に入居し、入居の翌年の確定申告時に申請をします。その際に添付する書類は以下の通りです。

 書類は金融機関や、法務局、市区町村名など、発行先も違いますので、早めの準備をして確定申告をしましょう。

添付書類 入手・依頼先 確認事項
住民票写し 市区町村 自らが居住しているか
(6か月以内)
残高証明書 金融機関など 住宅ローン残高
登記事項証明書 法務局 取得年月日
請負(売買)契約書など 本人 住宅取得の対価の額床面積(50㎡以上)
給与などの源泉徴収票など 勤務先 所得税額など
中古住宅の場合は
いずれか
耐震基準適合証明書 建築士など 耐震性を有すること
既存住宅性能評価書 登録住宅性能評価機関
既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書 住宅瑕疵担保責任保険法人

出典:国土交通省、すまい給付金

ふるさと納税との併用方法

 今話題の「ふるさと納税」はご存知ですか?

 ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に寄付をし、寄付額のうち2000円を超える部分に関しては、所得税と住民税から全額控除される制度です。(一定の上限あり)

 住宅ローン減税と、ふるさと納税は、どちらも所得税・住民税から控除されます。

 しかし、住宅ローン控除で所得税、住民税が控除額に達していると、ふるさと納税の控除が受けられなくなりますので、住民税の控除の限度額に達しているかどうかを事前に確認しておきましょう。詳しくは総務省の「ふるさと納税 ポータルサイト」をご覧ください。

ペアローンだとどうなる?

 夫婦共働きの世帯が多くなってきています。ペアローンとは夫と妻、それぞれの名義で住宅ローンを借り入れることです。

 このメリットの一つは、夫と妻のそれぞれが住宅ローン控除を利用できること。

 夫のみで住宅ローンを借りている場合、所得税、住民税の控除額が限度額に達していると、控除しきれなかった部分が無駄になってしまいます。しかし、ペアローンを利用すると、妻の方にも控除枠がありますので、それぞれの支払うべき税金から住宅ローン控除を受けることができます。

出産育児で年収が下がると住宅控除にも影響が

 住宅ローン減税は、納めた税金に対して戻る仕組み。住宅購入時に控除総額を計算されたかも知れませんが、収入が変わると納めた税金も変わり、控除額も変わってしまうのです。したがって、女性においては、出産や育児に伴い休業する場合や復職後の時短勤務で収入に変化がある場合などは、住宅ローン減税も減少してしまうことになります。

 こうした場合に備えて、先を見据えた計画をたてることも重要となってくるのです。最近では、女性の社会進出も目覚ましく、女性が住宅ローンを組むことも少なくないようです。こうしたなか、各社競って特色ある商品を出していますが、女性専用の住宅ローン商品があることをご存じでしょうか。常陽銀行の販売する女性専用住宅ローン「ロング・エスコート」です。

 この商品の大きな特徴として、(1)出産や育児休業の際には最大で1年間、元金の返済をストップ(据え置き)することが可能です。期間中は利息のみ支払うこととなります。(2)繰り上げ返済手数料が、条件にかかわらず無料です。(3)女性ならだれでも興味のあるレジャーや旅行が最大で90%offでご利用可能なクラブオフの専用サービスを利用することが可能です。ロング・エスコートは契約者が女性であれば、どなたでもご利用可能であることに加え、通常の住宅ローンと同様の金利引き下げプランも利用できるなど、女性を応援する商品となっていますので、ご興味のある方は土日も開催中の常陽銀行住宅ローン相談会へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ロングエスコートについて

(2016年8月29日)

以 上


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