産休・育休中の社会保険料は免除になるのでしょうか。出産手当金の収入はあるものの、出産前の収入と比べると大幅に減ってしまううえ、何かと物入りな時期。お金のことは心配ですよね。産休・育休中の厚生年金・健康保険などについて調べてみました。

産休・育休中の社会保険料

産休・育休中の社会保険料は免除になります

 育休中の社会保険料免除だけでなく、2014年4月より産休中の社会保険料も免除となっています。既に始まっている制度ですが、ここでは、まだ詳しく知らなかったという方のために基本的なところからご紹介いたします。

免除期間はいつからいつまで?

 産休・育休ともに休業の「開始月」から「終了前月」までが社会保険料免除となります。例えば子供が1歳になるまで産休・育休を取得すると、だいたい1年3カ月間の社会保険料が免除されることとなります。日割り計算は行いません。

受取年金が減額されることは?

 厚生年金については、産休・育休期間中に社会保険料を免除されていても納付記録としては残りますので、受取年金が減額されることはありません。また、免除期間中も被保険者資格に変更はありません。

必要な手続きは「申請書の提出」

 免除となるためには申請手続きが必要となります。産前休業を開始したら自動的に免除になるわけではないので注意してください。

 申請書の提出は事業主を通して行われ、被保険者とともに事業主側も社会保険料は免除となります。事業主は、産前産後の休業期間中に対象者の「産前産後休業取得者申出書」を健康保険組合と日本年金機構(事業所の所在地を管轄する年金事務所)へ提出します。免除される期間は、原則として産前産後休業の「開始月」から「終了前月」までとなりますが、産前産後休業終了日が月の末日の場合は、産前産後休業終了月までとなります。提出方法は郵送、電子申請、窓口持参から選ぶことができます。

申請書は日本年金機構のホームページからダウンロードが可能です。
※参考:http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/kenpo-todoke/hoshu/index.html

社会保険料免除でいくら節約できるか

 では社会保険料が免除されることによりどの程度節約できるのか、東京の参考例で見てみましょう。

【2018年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金の保険料額表】

年収 全国健康保険協会管掌保険料 厚生年金保険料
全額 折半額 全額 折半額
240万円 19,800 9,900 36,600 18,300
360万円 29,700 14,850 54,900 27,450
492万円 40,590 20,295 75,030 37,515

 ※出典:2018年度保険料額表[東京都](全国健康保険協会)

年収240万円の方の場合

 健康保険料   9,900円×15カ月=148,500円
 厚生年金    18,300円×15カ月=274,500円
 トータルで423,000円の免除!

年収360万円の方の場合
 健康保険料   14,850円×15カ月=222,750円
 厚生年金    27,450円×15カ月=411,750円
 トータルで634,500円の免除!

年収492万円の方の場合
 健康保険料   20,295円×15カ月=304,425円
 厚生年金    37,515円×15カ月=562,725円
 トータルで867,150円の免除!

 *自己負担分のみの計算
 *産休・育休期間を1年3カ月として計算
 *東京都在住、30歳代と仮定

 これだけの額が免除されて被保険者資格の変更もなく、しかも将来の受取年金の減額などもないのですから、これは申請しない手はありません。
 その他にも産休・育休中の出費を抑えるために知っておきたい情報をご紹介いたします。

 産休・育休中は申請すると社会保険料が免除になるとはいえ、ほとんどの会社では給与の支払いはなく、健康保険組合や共済組合からの出産手当金が主な収入源となります。この手当金は産休期間中1日につき「標準報酬日額の3分の2に相当する額」の支給となります。簡単にいうと、産休で給与がない(減った)人のために、産休前の給与の3分の2程度を手当金として保証してあげますよ、という制度です。例えば産休前の給与が30万円だった人は20万円程度になってしまうわけですね。4万円強の社会保険料の免除があったとしても6万円のマイナスは結構な痛手です。その分を貯蓄や住宅ローンに充てていた場合などは大変ですね。

女性専用住宅ローンがあるのをご存知ですか?

 常陽銀行には、通常の住宅ローンに「繰上返済手数料無料」「出産・育児休業時の元金返済据え置き」など、女性に嬉しい特典がついた女性専用住宅ローン「ロング・エスコート」があります。

「ロング・エスコート」の特徴

「ロング・エスコート」の特徴

 住宅の購入やローンを検討する方が多い産休や育休に入る期間ですが、じつは住宅ローンが組めない金融機関が多いことをご存知でしょうか。

 貸す側の立場としては、産休・育休後の収入(復職するかどうか)が不透明であること、また復職をしたくても待機児童などの問題で復職できないという可能性も考えられるためです。

 よって産休・育休のタイミングで住宅購入のローンを組む方は、「できるだけリスクの少ない住宅ローン」を組むことが重要です。

 常陽銀行の女性専用住宅ローン「ロング・エスコート」は、繰り上げ返済の手数料が無料です。そのため最初は長期でローンを組んで、産休・育休時は利息のみを支払いし、後から繰り上げ返済をするということもできます。まさに理想的な住宅ローンといえます。

 住宅ローン無料相談会は土日も開催中なので、賢く借りたい人は相談だけでもしてみてはいかがでしょうか?

住宅ローン無料相談会について

ロングエスコートについて

(2018年6月19日)

以 上


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