今後のキャリアアップだけでなく結婚や出産を意識する30代女性の転職は慎重に。さまざまな角度から転職先を選ばなければなりません。転職する際に考えるべきこと・ポイントをまとめました。

女性の転職マニュアル

転職活動をはじめる前に考えるべきこと

 自分がどうして転職するのか、明確な目的はありますか?

 Yahoo!知恵袋や発言小町などで転職の悩みを見ていると、女性の転職にはなかなか思い切れない理由や、思い切って転職したもののこんなはずではなかったという後悔が多いようです。なぜ転職するのか、いつが転職にいいタイミングなのかなど、転職活動をはじめる前に考えておきたいことをまとめました。

◎経験を積むのか、未経験にチャレンジするのか

 いわゆる「年収を下げる転職」「経験を買いにいく転職」というパターンがこちらです。転職というと自分にとって今までよりよい条件(給料UP、時短、通勤距離が短いなど)を考えてしまいがちですが、一時的に給料や勤務時間などの条件が下がったとしても、どうしてもやりたいことがある場合や、後々今よりも上昇できればよいという考えであれば、新たな世界に飛び込むのもありでしょう。ただし、リスクも大きいのである程度の貯蓄がないと難しいかもしれません。

◎結婚・出産のこと

 結婚や出産を機に働くペースを見直そうと考える女性は多いのではないでしょうか。残業などが多い職種の方は、職場内で融通が利かない場合は転職を考えるかもしれませんし、単純に引っ越しによって物理的な問題で転職をお考えの方もいるかもしれませんね。特に30代半ばの転職となると、仕事自体は長く続けたいという思いと、出産も考えている場合は、果たしてうまく転職できるのだろうかと不安になると思います。昨今の面接で、結婚や出産の予定について聞かれることは少なくなってきましたが、採用担当者の立場で考えれば、入社後はすぐに結婚して、できれば出産も早めに考えていますという人を採用するのはなかなか厳しいですよね。結婚や出産を見据えての転職は、転職後の勤務時間や収入なども含めてパートナーともよく相談した上で、検討しましょう。

◎年収

 いわゆるステップアップのための転職の場合、前職での経験やスキルなど、何らかのアピールできる武器がないと年収アップは見込めません。目に見える実績やスキルを証明できる資格などの取得が重要です。

「正社員で転職」を希望する方が多い理由

 今、派遣社員やパート・アルバイトでお勤めの方が正社員での転職を望まれるのには大きな理由があります。普段働いているときにはそれほど大きな差を感じないという職場でも、産休や育休、保育園などサポート体制の問題の前に正社員以外の方は苦労が多いようです。派遣やパート、アルバイトで働く場合はどんなことに注意をしたらよいのか、まとめてみました。

◎派遣社員における産休・育休の落とし穴

 派遣社員でも法律的には産休・育休は取得することができます。しかし派遣先の上司も派遣元の担当もこの事実を知らない場合があります。また、実際には休んでいる間に他の人間で穴埋めされてしまい、同じ職場に戻れない可能性もあります。その際、次の派遣先が見つからない場合は収入にも直結するので大問題です。派遣で働いていても産休・育休を取得するための条件を確認し、前例がなくても交渉してみましょう。また、産休育休取得実績の多い派遣会社を選ぶのもひとつの方法です。

◎保育園の問題

 都市部では深刻な待機児童問題がニュースになっていますが、派遣やパートタイム勤務だと条件的に不利になる可能性もありますので、対策が必要です。

 入園確度を上げるための最低条件はフルタイムで勤務していることです。応募される方はほとんどが夫婦でフルタイムの方になりますので、勤務時間がフルタイムではない場合は、難しいと思った方がいいかもしれません。また、産休前の勤務実績が審査されるので産休前の時短勤務は避けた方がベターです。自治体によって異なるのですが、「すでに認可外に預けている」や「兄弟がいる」などの基準で加点ポイントが入ります。志望する保育園が何点ぐらいで入っているのかを教えてくれる自治体もあるので、事前にリサーチしておくとよいでしょう。

転職先を選ぶ際に確認して欲しいこと

 収入や勤務時間などの条件は提示されていて分かりやすく見落としはありませんが、結婚や出産をしても長く働き続けられる会社かどうかも転職先を選ぶ際に見極めましょう。

 【産休・育休、介護休暇など】

 取得実績があるかを確認しましょう。ない場合は、そういう状況になったときにどのような対応になるかもきちんと確認しておいた方がよいです。

 【時短勤務可能な期間】

 時短勤務の時間については、会社は所定労働時間を5時間45分〜6時間とする制度を作らなければなりません。利用できる期間は子どもが3歳になるまでですが、会社によっては法律で定めている以上の制度を設けていることもありますので、就業規則や育児休業規定を確認しましょう。

 【解雇条件】

 どういった行為をした際に解雇となるのかを確認しておきましょう。

 【異動条件】

 異動や配置換えの条件は長く働く上で重要な事項ですから、明記されてない場合は雇用条件を確認する際にしっかり聞いておきましょう。

女性の転職に強い転職サイトのご紹介

 女性の転職に特化し、情報が豊富なサービスがたくさんあります。同じ悩みを抱えている女性と情報を交換したり、転職を体験した先輩の体験談を聞くことで、自分の考えを整理できたりするので、積極的に活用してみてください。

女の転職@type

http://woman.type.jp/

 正社員で成長したい女性のための転職に特化したサイトです。離職率の低さや福利厚生の充実、結婚・出産後も安心して長く働ける会社など、女性の目線で求人情報を紹介しています。

インテリジェンスの派遣

http://haken.inte.co.jp/reason/papamama/

 出産・育児関連のサポートをしている会社と提携して、就業者を対象にサービスを提供している派遣会社。

派遣社員産休育休のススメ

http://hakesusu.web.fc2.com/index.htm

 派遣社員の桜さんが管理人を務める派遣社員のための産休育休取得情報サイト。転職サイトではありませんが、実際に産休育休を取った方の報告や、産休育休を取得できた派遣会社の情報も掲載されているので、派遣元選びの参考になります。

失敗したときのための準備

 どれだけ慎重に転職してもしばらくは収入が落ち込んだり、こんなはずじゃなかったという事態に陥る可能性は否定できません。またキャリアアップのための資格を取るための講習に通ったり、何かと出費も多くなる人もいるでしょう。最低でも5〜6ヶ月生活できるくらいの貯金があると万が一失敗したときにも焦らなくて済みます。常陽銀行では女性のための住宅ローンやフリーローンをはじめ、将来に向けての積立投信など働く女性を応援する商品やサービスが充実しています。

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(2015年6月24日)

以 上


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