銀行カードローンの利用に口座開設は必要?返済方法についても解説

銀行カードローンの利用に口座開設は必要?

銀行カードローンの契約に口座開設は必要?

 銀行カードローンの契約をしたいけれど、契約をする予定の金融機関で口座を持っていないというケースは少なからずあるのではないでしょうか?

 実際に、銀行カードローンの契約をする際に銀行口座を新しく開設する必要はあるのでしょうか。

 今回は銀行カードローンの契約の際に口座を開設する必要があるのかや銀行カードローンの借り入れ方法や返済方法について、詳しく解説します。

口座を持っていなくても契約は可能

 それでは、銀行カードローンの契約時に口座が必要なのかという疑問について解説します。

 結論から言えば、カードローンを契約する銀行で口座を持っていなくても銀行カードローンの契約が可能なことが多いです。

 しかし、金融機関によっては口座を持っている場合とそうでない場合でカードローンの商品が変わることもあります。口座開設済みの方対象の商品のほうが金利が低いなどのメリットがある場合もあります。

 また、金融機関によっては、普通口座の開設をしなければ銀行カードローンの契約ができない場合があります。借り入れを行う金融機関で口座を開設していない方は、事前に口座開設が必要かどうかを調べることをおススメします。

銀行カードローンの借り入れ方法

 銀行カードローンを契約する際には銀行口座の開設が必要とは限らないことをご紹介しました。それでは、銀行口座を持っているか、持っていないかで借り入れ方法には違いがあるのでしょうか。

 ここからは銀行カードローンで借り入れを行う方法を、口座を持っている場合とそうでない場合に分けて解説していきます。

受領したカードを使って借り入れを行う

 借入先の銀行に口座を持っていないからと言って、銀行カードローンの借り入れ方法に大きな違いがあるわけではありません。

 まずは借入先の銀行に口座を持っていない場合の借り入れ方法を解説します。

 代表的な借り入れ方法としては、契約後に受領した借り入れ専用のカードを使って借り入れる方法が挙げられます。通常のキャッシュカードと同じようにローン用のカードを使い、ATMで現金を借り入れることができます。

 次に借入先の銀行に口座を持っている場合の借り入れ方法を解説します。

 一部の金融機関ではキャッシュカードに借り入れ機能をセットしている場合があります。その場合は、キャッシュカードがなければ借り入れることができません。このような金融機関は銀行口座を持っている人にのみ、カードローンを提供しています。

 銀行口座を持っていても、持っていなくても、カードをATMに差し込んで借り入れる方法は同じです。ポイントとなる違いは、カードが「ローン専用のカード」か「キャッシュカード」かと言う点です。

カードローンの返済方法

 先ほど説明したように、銀行カードローンで借り入れを行う方法は銀行口座を持っていても、持っていなくても大きな違いはありません。

 それではカードローンで借り入れをした後に必ず行う「返済」の方法はどうでしょうか。

 ここでは借入先の銀行に口座を持っている場合とそうでない場合に分けて、銀行カードローンの返済方法を解説していきます。

口座を持っている場合

 借入先の金融機関で銀行口座を持っている場合は、月々の返済額が自動で口座から引き落とされるように設定できることが多いです。

 毎月の返済が自動で行われるため、忙しくて振り込みを忘れて返済期日を過ぎてしまうというトラブルが起きません。

 返済期日を守れないことが続くと住宅ローンなどを組めなくなるといった事態になりかねません。日頃忙しくて、返済を忘れることが不安という方には特に自動引き落としは大きなメリットがあるでしょう。

 さらに、この返済方法は同じ銀行からの引き落としなので、返済時の手数料が無料という点も魅力的です。

口座を持っていない場合

 借り入れをした銀行で口座を持っていない場合は、基本的にATMから返済する必要があります。この返済方法は、ローン用カードを使い、ATMで返済する方法です。

 返済に利用できるATMは、銀行ATMと提携ATMに分かれます。銀行ATMは借入先の銀行に設置されているATMです。一方で、提携ATMはコンビニなどに設置されているATMで、金融機関によっては返済に利用できない場合もあります。

 コンビニのATMが利用できる場合は、近所のコンビニに立ち寄って返済の手続きができるという点が便利です。しかし、近所に銀行もコンビニもない場合は毎月の返済期日までにATMを探すのが手間になってしまう可能性もあります。

 また、借入先の銀行によっては返済の振り込みをする度にATM利用手数料を負担しなければならない場合もあります。数百円の手数料とはいえ、返済を重ねていくと大きな金額になってしまいます。事前に借入先の銀行で返済方法と手数料を確認して、なるべく手数料が無料のものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

 今回の記事では、カードローンを利用する金融機関口座を開設する必要性から、カードローンの借り入れ方法と返済方法をそれぞれ口座を持っている場合と持っていない場合に分けて解説していきました。

 基本的に借入先の銀行で口座を持っていなくても銀行カードローンは利用できます。銀行口座を持っていても、持っていなくても借り入れ方法もほとんど違いがありません。

 しかし、返済の際には銀行口座を持っているか、持っていないかで違いがあり、銀行口座を持っている場合は自動引き落としが利用できるほか、手数料が無料の場合が多いです。その一方で、口座を持っていない場合はATMから返済する必要があります。ここで返済の度にATM利用手数料が発生する場合もあるので注意が必要です。

 銀行カードローンを利用する際には慎重に借入先を選んで、なるべく手数料がかからないように工夫すると良いでしょう。

 常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」は、ご利用の際に口座を開設する必要がないうえにATM利用手数料が無料という魅力があります。他にも年会費や入会金が無料なカードローンです。

 銀行カードローンの契約を考えている方は、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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(2021年4月26日)

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以 上

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