カードローンを新規で申し込む際の契約の流れは?利用開始までの手順を解説

カードローンを新規で申し込む際の契約の流れは?

 初めてカードローンの利用を考えている方の中には契約の流れやどんな必要書類の準備が必要なのかなど不安を持っている方も多いと思います。

 そこで本記事ではカードローンの新規申し込みの契約の流れや利用開始までの手順、必要書類などについて解説します。

 カードローンの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

カードローンとは

 カードローンとは、金融機関やカードローン会社が提供している個人向けの融資サービスのことです。

 住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどのように目的が限定されず、さまざまな目的で使えることが大きな特長です。

 また、一般的に担保や保証人不要で利用できるので、担保にする資産のない方や保証人を立てるのが難しい方も利用することができます。

 さらに、カードローンでは借入限度額内であれば審査なしで借り入れが可能です。

 審査で必要な書類をそろえる手間もかからず、お金が必要な時にすぐに用意できるので非常に便利でしょう。

カードローンには審査がある

 カードローンの利用には審査があります。そのため、申し込んですぐに使えるというものではありません。

 一般的にカードローンのご契約時に担保や保証人は必要ありませんが、本人に返済能力があるかを判断する必要があるので、必ず必要なステップです。

 審査の内容は借り入れを行う金融会社やカードローン会社によって異なります。

 細かい審査基準は公開されていませんが、信用情報を照らし合わせることで返済能力があるかどうかを判断します。

 それらの情報から審査結果を判断する必要があるので、すぐには審査の結果は出ません。

 できるだけ早く審査をし、借り入れを行いたいとお考えであれば、審査に必要なプロセスや必要書類を事前に把握しておくと手続きをスムーズに進められるので良いでしょう。

カードローン契約までのプロセス

カードローン契約までのプロセス

 カードローンの契約までにはどのようなプロセスがあるのでしょうか。ここからは、カードローンの契約手続きについて解説していきます。スムーズに手続きが進められるよう把握しておきましょう。なお、ここでは一般的なカードローン契約までの流れをご説明いたします。手続きの流れは、金融機関やカードローン会社により異なるため、申込時には金融機関サイト等で詳細をご確認ください。

本人確認書類や年収確認書類を準備する

 カードローンの審査には本人確認書類や年収確認書類が必要です。

 申込者が間違いなく本人であるかや返済能力があるか等の確認のための必要な書類がいくつかあります。

 取得するのに時間がかかるものもあるので、申し込むことが決定したらすぐに必要書類をそろえる準備を始めることをおススメします。なお、年収証明書類は直近のものでなければならないので取得するタイミングには注意しましょう。

カードローンに申し込む

 カードローンの申し込み方法は借入先の金融機関やカードローン会社によって異なりますが、主にはインターネットや電話、店舗に来店して申し込む方法があります。

 インターネットでの申し込みは必要書類の郵送なども必要ないので、忙しい方やインターネットを使い慣れている方には便利な方法でしょう。電話や店舗での申し込みは分からないことを質問しながら申し込みたい方におススメの方法です。自分にとって便利なものを選ぶと良いでしょう。

必要書類を提出

 次は、審査のために必要書類の提出が求められます。必要書類は前もって準備しておくことで、滞りなく手続きを進めることができます。

 借入先の金融会社やカードローン会社により必要書類は異なる場合がありますが、基本的に必要書類は次のような書類です。

  • 金融機関の通帳やキャッシュカード
  • 本人確認書類
  • 年収証明書類等

 金融機関の通帳やキャッシュカードは、借入金の入金や返済を行う際に必要となります。

 金融機関によってはその金融機関の口座でなければならないこともあるので、その場合は口座の開設準備も必要になります。特に口座の指定がない場合またはすでに対象の口座を持っている場合はお持ちの通帳やキャッシュカードを提出しましょう。

 本人確認書類は、運転免許証・パスポート・健康保険証・住民票・公共料金の領収書などが対象となります。

 現在の住所と異なるなど、記載内容が古い書類を提出すると本人確認ができないので、最新の情報に変更する必要があります。

 最新の情報に変更するためには、市役所などに出向かなくてはならない場合もあるので、時間がかかってしまいます。事前に準備しておきましょう。

 3つ目の年収証明書類では、源泉徴収票・給与支払明細書・確定申告書・納税通知書・年金通知書・所得証明書・青色申告決算書などの書類を提出することになります。どの書類もすぐに準備できるものではないので、スムーズに手続きを行うためには前もって準備しておく必要があります。

 しかし、年収証明書類は最新のものである必要があるため、あまり早くに準備しすぎても審査には使えないこともあるので、計画的に取得するようにしましょう。

在籍確認

 申し込みとともに必要書類を提出すると在籍確認が行われます。

 在籍確認とは職場に在籍していることを電話で確認することです。

 提出した書類内の勤務先で、本当に申込者が勤務しているかどうかを確認するためのステップです。

 電話の内容でカードローンを利用することが知られてしまうことは基本的にありませんが、在籍確認の電話を職場の人に出てほしくないという方もいらっしゃるでしょう。

 その場合は、電話をかけてほしいタイミングを希望できる金融会社やカードローン会社もあるので自分が電話を取ることができる時間を伝えるのが良いでしょう。

審査とカード発行

 審査承認となった後は、カードの発行が行われます。

 ただし、希望の限度額に届かない場合や借り入れ自体が難しいという結果になることもあると念頭に置いておきましょう。

カードの受け取り

 審査承認後に金融機関やカードローン会社から、専用カードが郵送されてきます。

 カードを受け取るとすぐにカードローンが利用できるのでATMや店舗など指定の場所でカードを使い、借り入れや返済することが可能です。

 しかし、カードの受け取りまで待てないという方もいるでしょう。カードローンの中には、カードが届く前から振り込みにて融資を受けられる商品もあるので、カードが手元に届くまでにお金が必要な方は一度問い合わせてみると良いでしょう。

 できるだけ早く資金調達をしたいのであれば、カードが届くまでに利用ができるか否かの確認を事前に行っておくのもひとつの方法です。

契約までの期間を短くする方法

 カードローンには審査があり、それに伴い必要となる書類や流れを紹介しました。

 ここでは、できるだけ早くカードローンの契約を完了させるための方法を紹介します。

必要書類を事前に用意する

 金融機関の通帳やキャッシュカードや本人確認書類、年収証明書類が審査の際に必要な書類であると解説しましたが、中にはすぐに準備できないものもあります。

 カードローンの利用を検討している時点で、どんな書類が必要なのかを確認し、スムーズに提出できるよう前もって準備しておきましょう。

オンラインで完結できる商品を選ぶ

 カードローンの申し込み方法はインターネットや電話、店舗への来店とさまざまですが、スマホやPCから申し込みを完結できる申し込み方法を利用すると書類のやりとりに時間がかからず、スムーズに手続きを進められるというメリットがあります。

 電話や店舗で申し込みを行う場合は、必要書類を郵送で送る必要があるため、書類のやりとりに時間がかかってしまいます。オンラインでの申し込みができる方は、契約までの時間を短縮するためにもオンライン手続きをおススメします。

まとめ

 カードローンの契約にはさまざまなプロセスがあります。事前に必要なプロセスを知っておくことでスムーズに準備できるでしょう。特に、今までカードローンの利用をしたことがないという方は、前もって契約までの流れを押さえておくと安心できるのではないでしょうか。

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(2022年2月4日)

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以 上

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