銀行の残高照会アプリでできることは?メリット・デメリットを解説!

銀行の残高照会アプリでできることは?

銀行での諸手続きがスマートフォン上で可能に

 日本国内でのスマートフォンの所有比率は、2019年には80%以上となっています。スマートフォンの普及が著しく広まり、銀行窓口での手続きが必要だったことがスマートフォンのアプリでできるようになりました。銀行のアプリにも複数種類があり、口座の残高照会や明細を確認できる残高照会アプリのほかに、振り込みなどもできるアプリなどがあります。各銀行がリリースしているアプリには、主に以下のような種類があります。

  • 振り込み、税金支払い、外貨預金などの取引が可能なアプリ
  • 普通預金の口座開設用アプリ
  • 投資信託の口座開設用アプリ
  • 口座の残高照会用アプリ
  • ネットバンキング会員向けに通帳機能、振り込み・振り替えができるアプリ
  • 家計簿用アプリなど

 これらは、ユーザーである消費者がそれぞれ必要なものを選び、ダウンロード・インストールして利用することができます。口座開設専用や振り込みや税金支払いも可能など、機能が細分化されているので自分のライフスタイルに合わせて活用しやすくなっています。今回は、銀行の「残高照会アプリ」の機能やメリット・デメリットを紹介します。

残高照会アプリのメリット・デメリット

 銀行窓口やATMへ行かなくても、スマートフォンから口座の残高や動きが分かるなど便利になる反面、デメリットも存在します。残高照会アプリを使用することのメリットとデメリットを解説します。

残高照会アプリのメリット

 残高照会アプリの最大のメリットは、口座残高の確認や給与振り込みの確認が銀行窓口やATMに行かずにスマートフォンですぐに分かるという点です。スマートフォンが普及する前は、銀行窓口やATMで通帳を記帳したり、残高照会を行わなければなりませんでしたが、今はスマートフォンでどこにいても口座の情報を確認できます。このように、時間や場所を気にせずに確認ができるようになったという点が最大のメリットと言えるでしょう。

残高照会アプリのデメリット

 残高照会アプリのデメリットとしてあげられるのは、不正利用による情報漏洩です。例えば、大手銀行から送られてきたメールと見分けがつかないようなメールにフィッシングサイトへのリンクを記載し、リンク先ページ上で口座の情報や暗証番号を入力させ、個人情報や口座の情報を盗み出すという手口です。各銀行はこれらの対策に乗り出しており、公式ホームページ上でフィッシングメールのサンプルメール公開や初期セットアップ時に複数認証を必須にするなどの不正防止対策を強めています。

残高照会アプリの機能

銀行の残高照会アプリ機能

 残高照会アプリでは、主にどんなことができるのでしょうか。各銀行の残高照会アプリによって、できることに少しずつ違いがありますが、ここでは一般的な機能について解説します。

口座の残高照会

 登録している口座の残高照会が可能です。銀行窓口やATMで通帳の記帳を行わなくても、スマートフォン上で24時間いつでも口座残高の確認ができます。給料日当日に給与が振り込まれているか、クレジットカードや公共料金の引き落としの前など、思い立った時にすぐ残高を確認できるため非常に便利です。

入出金明細の確認

 口座の入出金明細の確認ができます。残高照会アプリによっては、新たな入出金時にポップアップやメールでお知らせする機能が搭載されています。さらに、「給与」などの項目ごとに絞って各月の金額を出すことが可能なアプリもあるため、毎月の給与や支出の変化が一目で確認できます。この機能は全てのアプリで利用できるというわけではないため、利用したい銀行アプリの機能詳細を確認してからダウンロードするようにしましょう。

常陽銀行のバンキングアプリについて

 常陽銀行の「常陽バンキングアプリ」は、スマートフォン用の銀行アプリです。残高や明細照会のほか、振り込みや税金支払い等も可能です。見やすいデザインとシンプルな操作性を実現した使いやすいアプリです。

スマートフォンで利用可能な常陽バンキングアプリ

 スマートフォンと常陽銀行のキャッシュカードがあれば、銀行窓口までお越しいただかなくてもすぐにご利用いただけます。また、アプリの操作もマニュアルがなくてもすぐに操作できるとても分かりやすいアプリとなっています。

豊富なサービス内容

 常陽銀行のバンキングアプリで利用可能な口座は以下の通りです。

  • 初期登録された普通預金と同一店番扱いの口座がご利用いただけます。
  • 残高照会可能な口座
    普通預金/定期預金/積立式定期預金(エースつみたて)
    外貨普通預金/外貨定期預金/外貨貯蓄預金
  • 資金移動取引(振り込み等)が可能な口座
    普通預金/定期預金/積立式定期預金(エースつみたて)/外貨普通預金
  • 残高照会可能なローン
    住宅ローン/マイカーローン/教育ローン/フリーローン
    リフォームローン/カードローン(キャッシュピットを除く)

常陽バンキングアプリについてはこちら

お申し込みの流れ(3分で登録完了)

 ご利用までの流れをご説明します。アプリをご利用いただいたくためには、常陽銀行の普通口座預金とキャッシュカードが必要です。すでに口座を開設済みの方は、お手元にご用意したうえでアプリをダウンロードしてください。

ステップ1 アプリをダウンロード
⇒各アプリストアで「常陽銀行 バンキングアプリ」と検索します。
ステップ2 アプリを起動して、お客さま情報を入力
⇒お名前、生年月日、口座番号、キャッシュカードの暗証番号を入力します。
ステップ3 パスコードの設定
⇒アプリを開くときに入力するパスコードを数字4桁で設定します。
ステップ4 生体認証の使用確認
⇒生体認証の使用をご選択ください。生体認証を使用することで、パスコード入力を省略できます。
ステップ5 プッシュ通知の利用設定
⇒プッシュ通知の利用設定を行います。お振り込みなどの一部取引については、セキュリティ認証のため通知機能を必須としております。
ステップ6 利用設定完了!

 以上の設定が終われば、アプリをすぐに利用できます。操作マニュアルなどがなくても簡単に操作していただけるデザインですので、日々の家計管理や支出管理にお役立てください。

常陽バンキングアプリについてはこちら

まとめ

 常陽銀行のバンキングアプリは、アプリ内に表示される残高もワンタップで非表示に切り替えられるため、外出先や移動中でも周囲の目を気にせず気軽に利用できます。常陽銀行の口座をお持ちの方はぜひダウンロードしてご利用ください。

(2022年3月10日)

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以 上

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