大学の教科書代はいくら?教科書代を事前に調べる方法や節約方法をご紹介!

大学の教科書代はいくら?

大学の教科書購入について知っておくべきこと

大学の教科書購入について知っておくべきこと

 大学へ入学すると、履修する授業によっては教科書を購入する必要があります。

 基本的に1つの授業に必要な教科書は1~3冊程度ですが、必要な教科書の冊数や価格を事前に把握しておきたいものです。教科書代をできる限り抑える方法を解説します。

大学の教科書代は入学金や学費と別で必要

 大学で使用する教科書代は、入学時に支払う入学金や学費には含まれていません。そのため、教科書代は別途用意する必要があります。

 大学では卒業までに全員が履修しなければならない教科と学びたい授業を自由に選択できる教科があり、どの教科で何冊教科書が必要になるのかは自身が履修する授業によって異なります。

 入学の手続きが終わったらまずオリエンテーションに参加し、履修する授業を決めることから始めましょう。

 教科書は、先輩や知人から譲ってもらうという方法もあります。必ず履修しなければならない教科に関しては先輩から譲ってもらえる確率は高いかもしれませんが、自由に選択できる教科は譲ってもらえる人を探すのに苦労する可能性もあるので注意が必要です。

  • 書籍によっては、転売や譲渡が禁止されている場合もあります。中古品購入や譲り受ける際には、注意ください。

教科書の購入が不要な授業が増加している

 大学では卒業に必要な単位を取得するためいくつもの教科を履修します。

 近年では、教科書代がかさむと学生の家計を圧迫し生活が苦しくなるのではという懸念や、その日受ける授業の全ての教科書を持ち運ぶのは大変という理由から、教科書の購入を必須としていない授業が増加傾向にあります。

 また、私立大学を中心に教科書の代わりにノートパソコンの購入を義務付けているところもあります。授業で使用する資料やレジュメをメールや共有クラウド上で配布し、教科書がなくても授業ができるような方針を取っているということです。

教科書代を事前に確認する方法

教科書代を事前に確認する方法

 自分の履修する授業の教科書代はいくらかかるのかを事前に把握できれば、必要な金額を前もって用意できて安心でしょう。入学前や履修前に、教科書代を事前に確認する方法を紹介します。

オープンキャンパスや入学手続き時に確認する

 大学には毎年たくさんの学生が入学します。自分と同じ大学や学部に所属し同じ授業を履修する学生も多くいるため、教科書代は募集要項や入学手続きの資料に記載されているのではと考える人がいるかもしれません。

 しかし、教科書代にどのくらいの費用がかかるのかは、募集要項や入学の案内にはほとんど記載されていません。所属する学部や履修する授業によって必要な教科書が異なったり、同じ授業であっても前年とは違う教科書や資料を使う可能性があるため、目安の金額を記載するのが難しいためです。

 入学後の資料やホームページに情報や具体的な金額が記載されていない場合は、まずはオープンキャンパスで確認や質問をしてみると良いでしょう。

 入学後の質問には回答できないと言われる可能性もありますが、直近の年の実績で良いので大体の金額を教えてほしいと伝えれば、その場で分かる範囲で教えてもらえる可能性があります。

同大学の知人や先輩に相談する

 志望する大学や合格した大学に知人や先輩が進学している場合、相談するのも1つの方法です。

 ただし、自分が志望する学部と違う場合は履修する授業が異なり、使用する教科書も違う可能性があるため注意しましょう。知人や先輩が同じ学部ではなくとも、その人たちの友人、サークルの仲間などで自分と同じ学部の人がいないか聞いてもらうのも1つの方法です。

教科書購入の際の注意点

 大学や学部によって、教科書購入時に1冊当たりの価格が予想以上に高い金額で販売されていたり、その授業を教えている教授の教科書を買わなければいけなかったりするケースが散見されます。

 大学の教科書は教科書用に作られたものではなく、一般の専門書籍を使用している場合が多いです。そのため、教科書代も平均的に高くなっているのです。

教科書代を節約する方法

教科書代を節約する方法

 授業に必要な教科書代を少しでも節約するための方法を紹介します。簡単で実行しやすい方法のほかに、現代ならではの便利な方法も紹介します。なお、書籍によっては、転売や譲渡が禁止されている場合もあります。中古品購入や譲り受ける際には、注意ください。

上級生から譲ってもらう

 上級生などに使わなくなった教科書を譲ってくれる人がいないか相談してみましょう。

 上級生から譲ってもらうと授業内容やテストなどについても教えてもらえる可能性もあります。また個人間のやりとりになるので安く手に入るかもしれません。

中古本やフリマアプリで探してみる

 大学の近辺に古本屋がある場合は、過去に同じ授業を履修した学生が売った教科書が売られている可能性があります。

 また、近年普及しているフリマアプリで、教科書名や著者名で探してみるのも良いでしょう。同じ教科書が見つかる可能性は十分にありますが、出版年数が今よりもかなり古いものだと、同じ名前の本でも内容が改訂されていたり状態が良くなかったりする場合もあるため、販売者に確認してから購入するようにしましょう。

教育ローンを活用するのもおススメ

 大学の教科書は一般の専門書籍が多いため、価格も高くなっています。大学入学時は入学金や学費も支払う必要があり、予想以上に費用が必要になるでしょう。費用の捻出が難しい場合は教育ローンの利用もおススメです。

 教育ローンには、学費や入学金のように何百万円と大きな金額を借りなくても利用できるものが存在します。

常陽銀行の教育ローン

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まとめ

 入学資金や学費、そして教科書代など、学生生活を送るために必要な費用を心配せず、安心してしっかりと勉学に専念するために教育ローンを利用することは賢い方法ともいえます。

 まずは志望大学や入学が決まった学部に必要な学費などを明確にし、教科書代を確認してみましょう。金額を算出したうえで、家族に相談して銀行の教育ローンを利用してもらうのも1つの方法です。

(2022年5月10日)

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以 上

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