予備校の費用内訳は?予備校や塾を選ぶポイントも解説!

予備校の費用内訳は?

予備校の費用内訳は?

予備校の費用内訳は?

 志望校を目指して予備校に通う場合、どんな費用が必要になるのでしょうか。具体的に必要な費用の項目を解説します。

 大まかに言うと入学金、授業料、模試代などを含むその他の費用に分けられますが、受講期間の長さや予備校独自に提供されるサービスなどによっても変動する可能性があることを理解しておきましょう。

入学金

 予備校に入学する際は、授業料に加えて入学金を支払わなければなりません。入学金は予備校へ入学する権利を確保するための手付金として支払います。なかには数十万円支払わなければならない予備校もあれば、キャンペーン中などで入学金が割引され0円となる場合もあります。

 独自に行なったアンケート調査によると、入学金の相場平均は66,672円となりました。新学期のタイミングなどで入学金の割引キャンペーンなどを行う予備校も多いため、タイミングを見計らって入学するのも1つの方法です。

 【ご回答者数】55名【調査期間】2021/12/10~2021/12/13【調査機関】当行調べ

授業料

 授業料は、予備校が用意するコースや受講内容によって変動します。アンケート調査の結果によると、授業料の年間平均相場は514,210円となりました。

 【ご回答者数】55名【調査期間】2021/12/10~2021/12/13【調査機関】当行調べ

 また、国公立や私立、理系・文系で分けて見ると、国公立文系の平均額が477,906円、私立の文系が460,263円に対し、国公立の理系が569,200円、私立の理系が566,000円と理系や難関大学を目指す場合はその分講義や模試、教材なども多くなるため費用がかさむ傾向にあります。

その他の費用

 入学金や授業料といった予備校で勉強するために必須である費用のほかに、定期的に行われる模試代や、施設の利用費としてエアコン・暖房代などといった諸経費が発生する予備校もあります。

 志望する予備校がある程度決まっている場合は、入学金や授業料以外にどのような費用がかかるのか、資料などで予め把握しておくことをおススメします。

予備校や塾を選ぶときのポイント

予備校や塾を選ぶときのポイント

 予備校や塾に通うに当たり、できる限り費用を抑えながらも、実績があり、結果につながりやすい予備校や塾を選びたいものです。予備校や塾を選ぶ際のポイントを紹介します。

指導方法・受講内容・コースの料金を確認する

 授業料を抑えることを考えるよりも、まずは自分に合った指導方法や、苦手な科目を分かりやすく教えてくれる講師や授業がある等、予備校が用意しているカリキュラムに満足できるかを優先すべきです。

 志望している大学や学部があれば、その大学・学部の入試科目をもとに予備校を選ぶと良いでしょう。勉強した成果が着実に現れる予備校を選ばなければ、高い授業料を払って通ったのにもかかわらず、次の年の試験で合格できずに終わってしまうかもしれません。

 予備校によっては、個別指導や集団指導、映像授業などの選択肢が用意されています。自分の性格に合った、モチベーションが保てる受講形態を選ぶと良いでしょう。

自宅からの距離を調べる

 予備校に通う期間は、数カ月~数年単位と長期間通うケースも多くあります。遠方の予備校を選んでしまうと、交通費や長時間の通学時間が大きな負担となります。

 通うのが億劫になってしまうと勉強へのモチベーション低下にもつながるため、できる限り自宅から近い距離で通いやすく、交通費なども負担が少ない立地にあるところを選ぶようにしましょう。

予備校費用を抑える方法

予備校費用を抑える方法

 家計への負担を少しでも減らすため、予備校に通うための必要経費を抑える方法を紹介します。予備校に入学する際に受ける試験や、学校での成績によって学費が免除される制度、割引制度を上手に利用して費用を抑えられるよう工夫してみましょう。

学費免除や特待生制度を利用する

 予備校によっては、学費が一部・全額免除になる制度や、入学時の学力テストで優秀な成績を収めた生徒を対象に特待生制度などを設けている予備校もあります。

 予備校によって学費免除や特待生の認定基準などが異なるため、志望する予備校があれば事前に確認し、学校の成績が重視されるようであれば成績を上げられるよう日々の努力も重要となります。

その他の割引制度を利用する

 そのほか、在籍校や予備校外で受けた模試の成績などを提出して割引が適用されたり、過去にその予備校で受けた試験の成績、短期講習の受講歴によって割引をしてくれる制度があります。

 また、浪人生が現役生の時にも同じ予備校に在籍していたら受講料が半額になる制度や、WEB申し込みで入学金が半額になる予備校もあります。短期の講習などを受講したことがある予備校に割引制度がないか確認してみるのも1つの方法です。

奨学金・教育ローンを利用する方法も

 割引制度とは別に予備校の費用を作る方法として、奨学金や教育ローンを利用する方法もあります。

 日本政策金融公庫が運営する教育ローンなどが有名ですが、国が提供する低金利な教育ローンを利用する場合、審査を通過するためには各種条件が必要となります。

 一方で、民間の金融機関の教育ローンは返済能力があるかの審査は行われますが、審査結果が出るまでの期間が短いためおススメです。

常陽銀行の教育ローン

 常陽銀行の教育ローンは、仮審査結果が最短当日中に分かります。そのため、支払期日が迫っているときなどに長期間待たなくとも入学金や学費を用意できるのが魅力的です。

 また、借りられるかどうか不安な方は、申し込みの前にホームページで5秒診断や仮審査の申し込みも可能です。申し込みからご契約までパソコンやスマホで完結でき来店不要なため、自宅でもお手続きが可能です。

 そして、常陽銀行の教育ローンは、当座貸越型と証書貸付型と2つのタイプがあります。入学金や授業料などの必要な金額を一括して借り入れた後に毎月一定額を返済していく証書貸付型と、必要になったときに必要な分だけお借り入れが可能な当座貸越型があります。当座貸越型は、追加の利用をするとき在学中であれば審査や書類の提出なしで利用できます。

 さらに、入学金や授業料を支払った後に追加の模試代や個別指導を受けるための資金が必要になりそうな場合は、予め当座貸越型を選んで契約しておくと安心です。志望校に最短で合格するべく、必要な費用を心配せず安心してしっかりと勉学に専念するために教育ローンを利用することも1つの選択肢ではないでしょうか?

教育ローンについてはこちら

まとめ

 志望校に合格して将来の夢を叶えるためにも、まずは、自分に合った授業やコースのある予備校を選び、費用がどのくらい必要になるかを明確にしたうえで、費用が足りない場合は教育ローンを検討してみることをおススメします。

(2022年6月3日)

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
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以 上

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