「常陽ふるさとの森」づくりの活動について


常陽銀行(頭取 鬼澤 邦夫)は、このたび、環境保全活動の一環として、茨城県および、いばらき森林づくりサポートセンターと「いばらき協働の森パートナーズ協定」を締結し、「常陽ふるさとの森」づくりに取り組むこととしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

当行は、昨年7月に環境理念・環境方針を制定し、グループをあげて環境保全活動に取り組んでいます。本年4月には「日本の森を守る地方銀行有志の会」(地方銀行全64行)に参加しており、本件はその趣旨にもかなう活動です。

なお、協定の締結にあたり、現地において植樹などの記念式典を行います。

今後も地域の皆さまとともに、豊かな自然環境を守り育てていくため、積極的に環境保全活動に取り組んでまいります。

1.「いばらき協働の森パートナーズ協定」の締結
(1)締結日  : 9月1日(協定期間:3年)
(2)締結者  : 茨城県、いばらき森林づくりサポートセンター、常陽銀行 の3者
(3)協定内容: 対象森林(県有林)において、相互に連携協力して森林づくり活動を行う
          (所在地:那珂市大字田崎字明神)
2.「常陽ふるさとの森」
(1)ねらい  : 美しく健全な森林を次世代に引き継ぐため、茨城古来の森の姿である混交林の再生と、森林づくり
         を通じて自然の大切さを学ぶ場の提供を目指す
(2)取り組み: 当行グループの従業員や家族約100名が参加し、下刈、間伐、補植などを実施予定
         (第1回目は平成21年11月頃)
3.「常陽ふるさとの森」づくり記念式典
(1)日 時  : 9月5日 10時〜
(2)場 所  : 協定対象の森林(那珂市田崎 那珂指導林内)
(3)内 容  : 関係者挨拶、記念植樹
         (コウヤマキ、モミノキ、ソヨゴ各1本を植樹)

以 上




   【資料1】環境保全活動等について

     <当行の環境理念・環境方針>

      ・環境理念

常陽銀行グループは、水と緑に恵まれた茨城県を主要な営業地盤とする企業として、豊かな自然環境を守り育てていくことが、私たちの「社会的使命」と考えています。ふるさとの環境を守り、持続可能な社会を実現するため、地域と連携協力し、環境保全活動に継続して取り組んでまいります。


      ・環境方針 〜地球にやさしい地域づくり〜

省資源、省エネルギー、リサイクル活動を推進し、事業活動によって生じる環境負荷の軽減に努めます。
環境に配慮した金融商品・サービスの提供を通じて、環境保全に取り組むお客様を支援します。
本方針を当行グループ全役職員に周知徹底し、一人ひとりが積極的に環境保全活動に取り組みます。


     <当行の環境への主な取り組み>

 1.省資源・省エネルギー活動
  ・クール・ビズの実施(平成20年7月〜9月、平成21年6月〜9月)
  ・@エナジーサービスの導入(平成21年2月)  地方銀行としてはじめて導入
   〜店舗のエネルギー使用量やCO2排出量を把握するためウェブ上で一括管理するシステム
  ・消費電力削減コンペの展開(平成21年2〜3月、平成21年7〜9月)
   〜全拠点で、消費電力を削減するコンペを実施。全行員への節電意識の徹底を図る。
  ・ライトダウンキャンペーン、ノーマイカーデーなど各種キャンペーンへの参加
 2.茨城エコ事業所などへの登録認定
  ・茨城県内全拠点(108拠点)、センター(2拠点)、グループ会社が、茨城県より登録認定。
  ・福島県内10拠点は、福島県と「地球温暖化防止のための福島議定書」を締結。
 3.エコ関連商品の充実(平成20年度の取り組み)
  ・「JOYOエコ定期預金2008」の販売(平成20年7月〜8月)
  ・農家向けフリーローン「大地」の借入資格にエコファーマー認定者を追加(平成20年7月末〜)
  ・エコ住宅ローン、エコリフォームローン、エコマイカーローンの取り扱い開始(平成20年8月〜)
  ・「エコ・セレクトローン」の商品改定(平成20年9月〜)
 4.環境保全団体への寄付
  ・「JOYOエコ定期預金2008」預入額の0.05%相当額より総額1,000万円(当行負担)を寄付
  ・寄付先:茨城県、「エコーいばらき」環境保全基金など
 5.公益信託「エコーいばらき」環境保全基金
  ・茨城県内で環境保全活動に取り組む団体等に助成。(平成4年設立)
  ・平成20年度助成金:57先、620万円(平成21年3月)  設立以来:410先、5,203万円
 6.自然保護への取り組み(ボランティア活動)
  ・「常陽ボランティア倶楽部」の活動や「一部店一貢献活動」で、クリーン作戦運動に参加


   【資料2】日本の森を守る地方銀行有志の会について


  「日本の森を守る地方銀行有志の会」
   各地方銀行の森づくり活動をネットワーク化することにより、国土の7割を占める日本の森を守る活動を支援し
  ていくことを目的として、平成20年7月に発足、平成21年度から本格的に活動を開始している。
    1.日本の森を守る地方銀行有志の会の概要
発足 平成20年7月16日
会長 柏原 康夫(京都銀行頭取)
事務局 古瀬 誠 (山陰合同銀行頭取)
参加行 地方銀行64行 全行
発足趣旨

森林は国民にとってかけがえのない財産であり、人間やあらゆる生物が生存するための根本的な機能を持っておりますが、近年整備が行き届かず多くの森林が荒廃しています。

地元に根ざす地方銀行の多くが、美しい健全な森林を次世代に引き継いでいくことに貢献していくことが使命と認識し、各地域において森づくり活動を開始または準備しています。

森づくり活動の地銀情報ネットワークである「日本の森を守る地方銀行有志の会」では情報交換を中心とし、会議で得た情報やノウハウを各行の活動に反映させ、森づくり活動のさらなる活性化につなげていくとともに、各地域での活動が日本全体に広がり「日本の森を守る」活動の一助となるよう、本会の発展をめざしていきます。

    2.今年度の活動について
    (1) 活動年度
      平成21年4月1日から平成22年6月30日まで
       ※平成22年度以降は、毎年7月1日から翌年6月30日まで
    (2) 情報交換会
      ○これから活動を始めるまたは検討する銀行を主な対象とし、既に先進的な活動を銀行の担当者を講師
        に、森づくりの相談窓口を見つけ、森づくりの準備について情報を共有し、各行の活動の一助とする。
      ○既に活動を行っている銀行を対象に、地域のリーディングバンクとして地域のネットワーク構築のため等
        の情報交換や事例発表を中心に行い、さらには環境金融商品・環境金融ビジネスの研究へと進めて
        いく。
    (3) 「日本の森を守る京都サミット」の開催
     ・名  称:日本の森を守る京都サミット〜次世代へ美しい健全な自然を引き継ごう〜
     ・日  程:平成21年12月4日(金)
     ・会  場:国立京都国際会館(京都議定書が採択された会場)
     ・主  催:日本の森を守る地方銀行有志の会、社団法人京都モデルフォレスト協会
           社団法人国土緑化推進機構
     ・内  容:第1部 基調講演・事例発表・討議・共同宣言の採択
           第2部 講演会ほか(一般公募)
     ・参加者:会員行頭取・役員
           行政(林野庁、環境省など各省庁、地元地方公共団体ほか)
           後援関係者、一般市民

以 上

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