
生きがいと呼べる仕事に巡り合えた。
久松 加奈
融資審査部
指導グループ
係長
2015年入行
経営学部卒
※所属部署はインタビュー当時のものです
- 2015.4~2019.3阿見支店 店頭営業、個人ローン
- 2019.4~2022.7神立支店 個人ローン
- 2022.8~2023.3土浦支店 法人営業担当者育成トレーニー
- 2023.4~2025.3仙台支店 法人営業
- 2025.4~現在融資審査部 企業審査・分析
常陽銀行を選んだ理由
苦手をきっかけに入行。
トレーニー参加がキャリアの転機に。
経営学部で学んだ知識を活かしたい。そして、生まれ育った茨城で働きたい。その2つの想いを軸に就職活動を進めていました。地元で一番の金融機関である常陽銀行に惹かれましたが、当時の私は人と話すことが得意ではなく、営業職として働く自分をうまく想像できずにいました。それでも、「苦手から逃げたまま終わりたくない」と思い、あえて営業に挑むことを決意。苦手を克服して自分を変えたいという気持ちが、入行を決めた理由です。
当初は一般職としてキャリアをスタート。転居を伴う転勤は免除される一方で、キャリアアップには制限がある職種でした。しかし、「どうせ働くなら上を目指したい」と、入行当初から総合職へのコース転換を見据えていました。
入行7年目までは、個人ローンや融資事務を担う営業アソシエイトとして活動。より視野を広げたいと感じ始めたタイミングで挑戦したのが、法人営業を担うための「事業性担当者育成トレーニー」への参加です。この経験が私のキャリアの転換点。決算書の数字だけでなく、事業の将来性や経営者の人柄、事業への想いなども踏まえて融資していくことの奥深さに、強く惹かれました。
今担当している仕事について
“企業の信用力評価の目利き役”として、
格付業務を担当。
トレーニー参加後は仙台支店で法人営業を2年間経験し、現在は融資審査部で働いています。法人営業として働くなかで、貸出に特化した深い知見を身につけたいと感じるようになり、その想いが叶っての異動でした。
融資審査部では取引先企業の「格付業務」を担当しています。営業店で行われる一次査定を受けて、二次査定として適切性の検証を実施。決算書や財務指標をもとに返済能力や信用力を分析し、必要に応じて営業店と意見交換を重ねながら、定性面も含めた最終評価を行います。銀行が融資するお金の原資となるのは、預金者からお預かりした大切なお金です。融資審査部の使命は、その大切な資金を、適切で安全な形で地域へ循環させること。「融資する」という行為の裏側には、見えない責任と緊張感があります。
営業店時代と比べて、今は圧倒的に多くの企業の決算書に触れるようになりました。数字の背景にある経営の姿を読み解くたびに、経済の流れの奥深さを実感します。一つひとつの格付業務が、地域経済の安定や成長を支えていると感じられることが、この仕事の醍醐味です。
印象に残っている仕事
時間をかけて寄り添う姿勢が
信頼と取引拡大にもつながった。
仙台支店で法人営業を担当していたときのことです。担当先のなかに、給与振込を毎月窓口で処理していたお客さまがいました。「ネットバンキングは怖い」と、導入をためらっておられたのです。しかし、片道1時間かけて支店の窓口までお越しになる時間的負担を思うと、「少しでも便利に、時間を有効に使ってほしい」と思わざるを得ませんでした。そこで、時間をかけてお客さまにメリットを説明。「自信を持って操作できるようになるまで、私がフォローします」とお約束したところ、挑戦していただけることに。導入後も継続的にフォローを続けるうちに、「窓口に行かなくてよくなったおかげで、時間に余裕ができた」と笑顔で言っていただけたのが忘れられません。
しかもその後、融資取引やご家族ぐるみでの資産運用取引にもつながり、「信頼を積み重ねることの大切さ」を改めて実感しました。流暢な会話は苦手だと感じていますが、それでも人に寄り添うことを意識すれば、自然と信頼を得られるのだと実感したできごとです。
常陽銀行で働くやりがい
少しずつ自信が育まれ、
仕事がどんどんおもしろくなった。
正直に言うと、入行当初は大きな夢や目標もなく、自信もありませんでした。けれど法人融資の世界に触れたことで、仕事の見方が一変しました。個人融資が“ある程度決まった型のなかでの提案”だとすれば、法人融資はお客さまの決算や事業計画を読み込み、経営者の人柄や事業の将来性など、定性的な面も含めて総合的に判断する“オーダーメイドの仕事”です。お金を貸すだけではなく、DXや事業承継などの経営課題にも寄り添える。その奥深さとおもしろさに惹かれ、「もっと勉強したい」と自然に思うようになり、自己研鑽に励むことができました。
気づけば、コミュニケーションへの苦手意識も薄れてきたように感じます。お客さまから「久松さんのおかげで資金繰りが間に合った」「会社が良くなった」と言っていただけるたび、この仕事が“自分の生きがい”のように感じられるほど、おもしろいものへと変わっていったのです。
いばらきのポテンシャル
良いものを生み出す情熱が茨城の力。
そんな地域の産業と雇用を守りたい。
茨城は一次産業が盛んで、特にさつまいもや干し芋は全国的にもよく知られています。仙台支店時代、父が作った干し芋を同僚に配ったところ、「こんなにおいしい干し芋は宮城では買えない」と言ってもらえたことがうれしかったのを覚えています。茨城の人は新しい品種や栽培方法も柔軟に取り入れ、他地域の作物も育てられるほど研究熱心。その地力こそ、地域の強さだと思います。
その一方で、後継者不足など、課題も少なくありません。だからこそ今後は経営改善支援など、事業の存続を支える仕事にも挑戦したいです。地元の産業と雇用を守ることが、自分にできる一番の地域貢献だと思っています。
常陽銀行LIFEのススメ
フレックス制度を使って効率的に働き、
プライベートの時間も充実。
フレックスタイム制度を活用して効率的に働けるところが気に入っています。企業決算が多い時期は忙しくなりますが、それ以外の時期は比較的ゆとりがある環境です。仕事帰りにカフェで読書をしたり、休日には茨城の自然を巡ったりと、心に余裕を持てる生活ができています。
最近は袋田の滝や笠間の菊まつり、ひたち海浜公園のコキアなどを楽しんできました。季節ごとの風景を写真に収めるのが楽しみです。自然に触れると気持ちが整い、また前を向いて頑張ろうと思えます。そんなリセットの時間をくれるのが、茨城という土地の魅力だと感じています。
学生の皆さんへのメッセージ
自信がなくても大丈夫。
逃げずに挑戦すれば、きっと道は拓ける。
ぜひお伝えしたいのは、“自信がついてから挑戦する人”なんていないということです。やってみて初めて自分の可能性に気づけるものです。私も就職活動の時には自分に向いている仕事が分からず、自信を持てずに悩んでいました。けれど、最後に選んだのは“苦手から逃げない道”。楽だと思える道を選んでいたら、きっと後悔していたでしょう。
社会人になる前にすべてを決める必要なんてありません。入行して経験を積むなかで、自分の“きっかけ”が見つかるはずです。常陽銀行には公募トレーニー制度をはじめ、やりたいことを見つけて挑戦できる仕組みがあり、地銀のなかでも成長できる環境が整っていると感じます。周囲の意識も高く、日々刺激を受けながら自分を磨けるので、ファーストキャリアにおすすめです。私自身もその環境に背中を押されて、ここまで成長してこられました。
「茨城の未来を支えたい」と思う方なら、迷わず飛び込んでみてください。同じ想いを持つ仲間として、一緒に働ける日を楽しみにしています。
















