老後の生活資金は40代ごろから意識して計画的に貯めることがおすすめです。年金だけでは足りない老後のお金の話と、その貯蓄方法をお教えします。

老後の生活資金を計画的に

年金だけでは不安?老後の生活資金の貯蓄が必要なワケ

 まずは、老後に必要な生活資金の目安を考えましょう。生命保険文化センターの調査(「生活保障に関する調査/平成25年度」)によると、老後に夫婦2人で生活していくうえで必要と考える最低の日常生活費は平均22万円で、最も多い分布が20-25万円未満で32.3%、次に多い分布が25-30万円未満・30-40万円未満でそれぞれ15.8%となっています。

 さらに、ゆとりある老後生活費として、日常生活費を除いた必要額は平均で13.4万円となっており、「最低の日常生活費(平均22万円)」と「ゆとりのための上乗せ額(平均13.4万円)の合計額「ゆとりある老後生活費」は、平均で35.4万円であることがわかりました。

 また、ゆとりのための上乗せ額(平均13.4万円)の使途は、旅行やレジャーが最も高く(60.3%)、趣味や教養(50.1%)、日常生活費の充実(49.4%)、そして身内との付き合い(46.7%)と続いています。

 詳しくはこちら:老後資金の必要額っていくら?年金から考える老後のお金のこと

ゆとりある老後生活のために、貯める資金はこれくらい

 上記で提示したとおり、ゆとりある老後生活費として毎月13.4万円程度の赤字が見込まれます。この赤字分を今から貯金することを考えましょう。老後資金を使い始める年齢は65歳が最も高いとの調査があります(出典:公益財団法人生命保険文化センター)ので、これを元に毎月の貯金額の目安をまとめてみました。

【65歳を老後資金を使い始める年齢とした場合】

老後資金貯蓄開始年齢 毎月の貯蓄額 老後に必要な金額(2人分)
40歳 5万円 1,500万円
45歳 6.25万円 1,500万円
50歳 8.33万円 1,500万円

 ご覧のとおり、早い年齢から老後資金を貯め始めたほうが毎月の貯蓄額が少なくすむことは一目瞭然ですよね。やはり誰もが老後生活にはギリギリの生活水準にて過ごせればよいとは考えてはおらず、ゆとりある生活を送ることを考えたいものです。

老後の生活資金を貯めるなら、個人年金保険や積立投信がおすすめです

 老後のための貯蓄をするなら、個人年金保険や積立投信、そして2014年から始まったNISAがおすすめです。公的年金については、いったい自分がいくらもらえるのか、年金問題もあるなかでそもそも自分はもらえるのか、といった不安が拭えません。そこで、まずは公的年金を当てにするのではなく、私的年金でこれを補うために今から準備するのはいかがでしょう。個人年金保険は、例えば、月5,000円の保険料を定年となる65歳まで払い続け、その後年金として受け取るというものです。毎月一定の金額をコツコツと積み立てていくので、ムリをすることなく老後に向けて資金を貯めていくことが可能です。また、一般の生命保険料控除とは別に個人年金保険料控除もありますので、所得税や住民税の負担も軽減されます。

 次に、積立投信です。これは自分自身で選択した投資信託に毎月一定の金額を自動的に積み立てていくものです。毎月5,000円から始めることが可能ですので、ムリなく投資していくことができ、まさに老後へ向けた資金作りにピッタリの商品となります。常陽銀行ではこうした金融商品を多数取り揃えていますので、ぜひ、お近くの支店窓口に相談してみましょう。

 さらに、少額投資非課税制度(NISA)もおすすめです。これは、非課税の恩恵を受けながら投資することができる、2014年の1月からスタートしたものです。毎年100万円までの投資額からの配当などの収益が非課税となります。利用目的は自由なので、老後資金だけでなく子供の教育資金などなんでも問題ありません。さらに非課税の期間は投資した年から5年間となっています。

 このように、公的年金だけではどうしても不安、といった方は、老後のための金融商品についてその内容を理解したうえで、コツコツとムリなく資産形成していってみてはいかがでしょうか。

NISAについて

(2015年2月9日)

以 上


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