銀行のマイカーローンの本審査にかかる日数は?他のマイカーローンとの違いも解説

銀行のマイカーローンの本審査にかかる日数は?

 車のローンの審査については、どのような内容か分からず不安になることもあるでしょう。

 特に銀行のマイカーローンは審査が慎重であり厳しいという情報もあるため不安に感じる要素が多いかもしれません。

 今回は銀行のマイカーローンの本審査にかかる日数の目安と特徴、そして他のマイカーローンとの違いについてお話しします。

目次

 はじめに銀行のマイカーローンの本審査にかかる日数の目安と特徴について解説します。

一般的な金融機関であれば最長で1週間~2週間程度

 銀行のマイカーローンの本審査は、一般的な金融機関であれば最長で1週間~2週間程度です。審査結果自体は最短で当日、遅くとも1週間以内に分かるのが一般的で、実際に融資されるまでにさらに数日かかります。

 ただし、これらは申し込み内容や書類に不備がなく、信用情報にもネガティブな情報がない場合です。不備などがあれば審査に時間を要する場合があるので、審査日数を短縮したい場合には、記入内容に漏れはないか、書類に不備はないか、申し込み前にしっかりと確認することが大切です。

仮審査ではおおよその借入可能金額を把握できる

 仮審査とは、実際にローンの申し込みをするのではなく、自分の年収や他の借り入れ状況から、借り入れは可能なのか、可能ならどのくらいの金額までなら借り入れができるのかを知る審査のことです。

 車を購入する際の予算の目安が分かるため、金額だけでも先に知りたい場合は仮審査を利用すると良いでしょう。

 また、仮審査でおおよその金額が把握できるので、他のローンとの金利や総支払額の比較検討もしやすくなり、自分にとってどれがおトクなローンなのかをしっかりと判断できるようになります。

インターネットからの申し込みがおトクな場合も

 銀行のマイカーローンはインターネットから申し込むと、金利などがおトクになるケースが多いというのも特徴です。

 また、インターネットから申し込んだほうが審査もスムーズになるため、本審査の日数も短くなります。審査書類についてもWEBでアップロードできる仕組みがある場合、郵送や来店の必要がなく、全てWEBで完結するのでおススメです。

銀行のマイカーローンの審査は緩い?厳しい?

 銀行のマイカーローンの審査は厳しいのでは?というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、信用情報にネガティブな情報がなく、借入額と返済能力が見合っていれば、問題なく審査に通る可能性が高まります。

 緩い・厳しいというよりも、条件によっては審査が通らない可能性があるという形で覚えておくと良いかもしれません。

 例えば、信用情報に延滞や滞納などの情報があったり、他社からの借り入れも含めて返済金額が多すぎたりするような場合、返済が滞る可能性があると判断され、審査が通らない可能性が高いということです。

 もちろん、他社からの借り入れがあったとしても、しっかりと返済できることが証明できれば銀行のマイカーローンでの借り入れも可能ですので、自分がどのような状況か知りたい場合は自身で信用情報を確認してみると良いでしょう。

 次に銀行のマイカーローン以外の審査日数の目安と特徴について解説します。

ディーラーのローン

 ディーラーのローンの本審査の日数は即日からおよそ1週間程度が一般的です。銀行のマイカーローンのような仮審査がなく、一般的に本審査のみになっているのが特徴です。

 ディーラーのローンの場合でも信用情報の確認などは行いますが、銀行とは異なる審査基準となっており、比較的緩やかな傾向です。しかしこれは、購入した車の所有権はディーラーとなり、万が一返済が滞った場合差し押さえる担保になるからです。また、金利も一般的に銀行のマイカーローンより高い傾向にあることは覚えておきましょう。

信販会社のローン

 信販会社のローンの本審査の日数は即日からおよそ1週間程度が一般的です。所有権も信販会社となるので基本的にはディーラーローンと変わりませんが、金利は一般的にディーラーのローンより高い傾向にあります。

 信販会社のローンにおいても金利はそれぞれ異なるため、各社のホームページをチェックしたり、販売会社の方に確認したりしてみてください。

 なお、信用情報の確認は行われるため、金利が高いから絶対に借り入れできるというわけではない点に注意しましょう。

消費者金融のローン

 ローンを組もうとする方の中にはマイカーローンではなく、使用用途の定めのない消費者金融のローンでの借り入れを考える方もいるでしょう。しかし、一般的に金利がディーラーや信販会社のローンよりもさらに高い傾向にあります。信用情報も必ず確認しているので誰でも借り入れできると誤解しないようにしましょう。

 また、車の購入金額が大きい場合は消費者金融のローンでは借入限度額を超えてしまうため、借り入れできない可能性があります。車の購入は消費者金融ではなく、マイカーローンを検討したほうが良いでしょう。

 次に銀行のマイカーローンと他のマイカーローンの違いについて解説します。

所有権

 前述したように、銀行のマイカーローン以外で車を購入する場合、所有権は購入した人ではなく、金融機関になります。例えば、ディーラーのローンや信販会社のローンの場合、所有権はディーラーや信販会社になるため、法的には自分のものになりません。

 所有権が自分にないため、売却したいときに自分のタイミングで売却できず、ディーラーや信販会社の許可が必要です。状況によっては、残りのローンを一括返済して所有権を自分に変更後しか、売却が認められないケースがあるため注意が必要です。

 また、万が一返済が滞ってしまい、督促後も返済されない状態が続くと、車は差し押さえられます。

残価設定ローンは注意が必要

 残価設定ローンは、メリットだけではなく注意点もしっかりと把握しておくことが大切です。月々の返済額を抑えられるというメリットはあるものの、最終的に今乗っている車を返却することを前提としたローンになります。そのため、ローンの期間が終わっても自分のものにはならず、返却するか新しい車に乗り換える必要があります。

 愛着が湧いて同じ車に乗り続けたい場合、残価を支払わなければならず、ローンを支払い終えたタイミングでさらに資金が必要になります。結果的に、支払いの総額も大幅にアップしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

車の利用制限

 前述した残価設定ローンは、最終的に返却した車をディーラー側が再度販売するため、車の価値が著しく下がらないよう車の利用制限があります。年間の走行距離の制限に加えて車のカスタマイズが不可というのが一般的です。

 走行距離が多かったり、外観や内装を大幅に変えてしまったりした場合、車の価値が下がる可能性が高いでしょう。返却時、設定した残価よりも価値が低いと判断されてしまうとその差額分を追加で支払わなければなりません。

 日常的に車を利用するなら、銀行のマイカーローンのほうが自由に乗れるのでおススメです。

手数料および違約金

 銀行のマイカーローンの手数料は保証料や繰上げ返済の手数料のみの場合が多く、その他に費用が発生するケースは少ないと言われています。金融機関によっては保証料や繰上げ返済の手数料が無料の場合もあります。

 その他のマイカーローンでは、繰上げ返済の手数料がかかったり、保証料を金利に上乗せしていたりすることがあるため、想定よりも支払う額が増えてしまったという事態も考えられるでしょう。

 また、残価設定ローンでは途中で解約する場合において違約金が発生する可能性があります。違約金の有無や金額については契約内容により異なるので必ず確認してください。

月々の支払額と総支払額

 銀行のマイカーローンの場合は他のローンに比べて一般的に金利が低く、返済期間も長く設定できるため月々の支払額を抑えられます。総支払額についても同様に他のローンと比べて安くなるケースが多いです。また、一般的には違約金などもないため、追加の料金が発生する可能性が低いです。

 その他のマイカーローンと比較検討する際のポイントとして、金利とともに返済期間がどれくらいで設定できるのか、金利と借入額だけでなくその他の手数料を合わせて支払金額がいくらになるのかをしっかりと精査することが大切です。

 銀行のマイカーローンの本審査の日数は、基本的に1週間~2週間程度と見ておきましょう。窓口での申し込みよりインターネットからの申し込みであれば、審査から融資までもスムーズです。その際、いきなり本審査を申し込むのではなく、仮審査でどのくらいの借り入れが可能なのかを知っておくと良いでしょう。

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(2023年10月25日)

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以 上

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