常陽銀行の「でんさいサービス」について

常陽でんさいサービスについて

でんさい取次サービス

でんさい資金化受付サービス

サービス提供形態

  • 「常陽でんさいサービス」は、JWEBOFFICEの「オプションサービス」です。
  • 「常陽でんさいサービス」をご利用いただくには、JWEBOFFICE統合型、統合型ライト、タイムリー型の何れかのご契約が必要です。

「常陽でんさいサービス」は、JWEBOFFICE代表口座がある支店(代表口座店)でのみご契約いただけます。

でんさい資金化受付サービスをご利用いただくには、でんさい取次サービスの申込が必要です。

サービス概要

常陽でんさいサービスには「でんさい取次サービス」と「でんさい資金化受付サービス」の2つのサービスメニューがあります。

でんさい取次サービス

取引機能 概要
サービス利用申込 仮申込 「でんさい取次サービス」の利用申込書を作成する機能。(利用申込書はJWEBOFFICE代表口座店窓口にご提出ください。)
記録請求 発生記録 支払企業が受取企業を債権者とした「でんさい」を発生させるために記録請求する機能〈債務者請求方式〉。
1ヶ月先までの日付を指定した発生記録請求の予約が可能です。
(「でんさい」の決済資金は、支払期日に支払企業口座から債権者口座へ払込みされます。)
譲渡記録
(保証記録)
「でんさい」の保有者(債権者)が、他の債権者に「でんさい」を譲渡するために記録請求する機能。
1ヶ月先までの日付を指定した譲渡記録請求の予約が可能です。
(分割譲渡も可能です。)
変更記録(注2) 記録済「でんさい」の内容を変更するために記録請求する機能。
照会 支払・入金予定照会 「でんさい」による支払明細や入金明細を照会する機能。
申請照会 記録請求申請の履歴や申請受付状況を照会する機能。
債権照会(開示請求) 「でんさい」の支払期日や金額、決済口座等の情報を照会する機能。
通知照会 「でんさい」から通知される記録結果情報を照会する機能。
手数料照会 記録請求等にかかる手数料の明細を照会する機能。
  • 発生記録を行う場合の決済資金支払口座は、代表決済口座・決済口座に登録の全ての口座(当座預金・普通預金)からご指定いただけます。
  • 変更内容によっては書面での手続が必要となります。変更記録請求は、電子記録保証人、債権者等の利害関係者の同意が必要です。

でんさい資金化受付サービス

取引機能 概要
取引申込 割引 割引対象の「でんさい」を指定して割引の申込をする機能。(「でんさい」を必要な額に分割して一部を割引することもできます。)
割引買戻 割引買戻対象の「でんさい」を指定して買戻の依頼書を作成する機能。
担保設定 担保設定対象の「でんさい」を指定して担保差入の申込をする機能。
(「でんさい」を必要な額に分割して一部を差入することもできます。)
担保解除 担保解除対象の「でんさい」を指定して担保解除の依頼書を作成する機能。
照会 割引・担保 割引や担保にかかる申込履歴、および当行手続の進捗状況を照会する機能。
  • 本取引機能をご利用いただくためには、「でんさい資金化受付サービス利用申込書」をお取引店の窓口にご提出ください。
  • 割引買戻・担保解除の依頼書は、お取引店の窓口にご提出ください。

でんさい取次サービス/発生記録

  • 記録請求できるデータは、画面入力の場合最大1,000件、でんさいネット標準フォーマット形式ファイルをアップロードする場合最大10,000件まで一度に送信できます。
  • 発生記録請求日は、当日から最大1ヶ月先(予約扱い)まで指定できます。
  • 支払期日は、電子記録日(請求日)の「3営業日後の日(記録日は含まず)」から「10年後の応答日」までの日付を指定できます。
  • 支払金額は1円以上100億円未満の範囲で1円単位で設定できます。
  • 債権者(お支払先)が譲渡できる先を金融機関に制限することもできます。
  • 記録された「でんさい」の内容を変更する場合、利害関係者全員の承諾が必要です。
  • 債権者が発生記録を否決する場合、電子記録日から起算して5営業日以内(電子記録日から4営業日後まで)であれば「発生記録の取消」の操作を行うことにより取り消しできます。
    ただし、電子記録日から起算して支払期日までの期間が7営業日以内の場合は、支払期日の3営業日前まで取り消しできます。
  • 当行では、「債権者請求方式(債権者が発生記録請求を行い債務者の承諾を得る方式)」による発生記録請求はできません。また、他行で債権者請求方式により発生記録請求がなされた「でんさい」を債務者として応諾または否認することもできません。
  • 請求記録データ送信後(でんさいネットへの申請後)、「でんさいネット」における所定の記録手続きが終了すると、「発生記録申請結果受信のお知らせ」の通知メールが送信されます。
発生記録請求データ作成画面
発生記録請求データ作成画面
発生記録請求データ作成画面

でんさい取次サービス/譲渡記録

  • 記録請求可能期間は、発生記録日から支払期日の3営業日前まで指定できます。
  • 譲渡記録請求日は、当日から最大1ヶ月先(予約扱い)まで指定できます。
  • 債権の全額、または一部のみの譲渡もできます。
  • 債権の一部のみを譲渡する場合、譲渡金額は1円以上100億円未満の範囲で指定できます。(分割後の債権残額に制限はありません。債権残額が1円になる分割も可能です。)
  • 当行では、譲渡が行われた際に「譲渡記録に伴なう保証記録」を自動的に行います。

「譲渡記録に伴なう保証記録」は、譲渡人を保証人とする記録で、手形の遡及権のような位置付けです。
なお、譲受人が譲渡記録を否決する場合、譲渡記録日から起算して5営業日以内(譲渡記録日から4営業日後まで)であれば「譲渡記録の取消」の操作を行うことにより取り消しできます。
ただし、譲渡記録日から起算して支払期日までの期間が7営業日以内の場合は、支払期日の3営業日前まで取り消しできます。

請求記録データ送信後、「でんさいネット」での記録手続きが終了すると「譲渡記録申請結果受信のお知らせ」の通知メールが送信されます。

譲渡記録請求データ作成画面 譲渡記録請求データ(承認)画面

でんさい取次サービス/内容照会(開示請求)

新規照会

  • 決済口座や債権番号などの条件を指定して検索することで、発生や譲渡などの記録請求済み「でんさい」の最新情報や、過去の記録情報等を照会することができます。
  • 照会結果は、照会結果画面で閲覧できるほか、帳票やファイル出力(ダウンロード)することもできます。

照会結果

  • 過去に照会した債権内容や、「新規照会」の結果データを照会できます。
  • 照会結果は、照会画面で閲覧できるほか、帳票やファイル出力(ダウンロード)することもできます。
債権内容照会
債権内容照会

でんさい資金化受付サービス/でんさい割引・担保

  • 保有する「でんさい」から、割引や担保とする「でんさい」を指定し申込申請をすることができます。
  • 割引の場合、希望日は当日から最大1ヶ月先(予約扱い)まで指定できます。
  • 割引・担保の申込可能期間は、発生記録日から支払期日の3営業日前までとなります。

割引希望日が操作日「当日」の場合、自動作成される割引申込書を、銀行窓口へご提出いただきます。

  • 割引・担保の申込は、債権金額の「全部」、または「一部のみ」を指定して申込できます。

でんさい資金化受付サービスをご利用いただくには、「でんさい資金化受付サービス利用申込書」を取引店の窓口にご提出いただきます。

債権内容照会

ご利用時間

サービス 取引 利用時間
でんさい取次サービス 記録請求 当日扱い/8:00~14:50  予約扱い/8:00~23:00
照会 平日/8:00~23:00
でんさい資金化受付サービス 割引担保申込 平日/8:00~23:00
(当日扱いの割引申込は14:00までに窓口での手続が必要です。)
照会 平日/8:00~23:00

「でんさい取次サービス」の利用申込書を作成いただける時間は、平日の8:00~19:00となりますのでご注意ください。

ご利用手数料

  • 「常陽でんさいサービス」の手数料は、「電子記録債権取扱手数料」と「電子記録債権受取手数料」の2種類があります。(契約料や月間基本料金のご負担はありません。)
  • インターネット取引に関する主な手数料の金額および引落方法は下表のとおりです。

(2019年10月1日現在)
[消費税込]

手数料 手数料金額 引落方法
電子記録債権取扱手数料 発生記録 本支店あてのお支払 330円 後納、翌月15日引落
(休日の場合は翌営業日)
他行あてのお支払 550円
譲渡記録 分割有、本支店あてのお支払 330円
分割有、他行あてのお支払 550円
分割無、本支店あてのお支払 165円
分割無、他行あてのお支払 330円
割引 無料
担保 無料
電子記録債権受取手数料 220円

書面申請の場合、手数料は都度徴収いたします。

その他各種手数料については、お取引店にお問い合わせください。

動作環境

常陽でんさいサービスのご利用には、OS、ブラウザソフトが必要です。いずれも日本語版となります。詳細につきましては、こちらをご覧ください。