キャリアアップを成功させるために必ずやりたい3つのこと

 現在の職業から一歩踏み出してキャリアアップをしたいけれど、まず何をすれば良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回はキャリアアップを目指す方のために、抑えておくべきポイントをご紹介いたします。

キャリアアップとは

 キャリアアップと言っても、具体的にどのようなことを指すのかご存知でしょうか。

 キャリアアップには複数の意味があるとされており、大きく以下の3つが挙げられます。

  • 転職を通してより待遇の良い職に就くこと
  • 能力を向上させて経歴を高めること
  • 職場でより上のポジションを手に入れること

 例えば現職のプログラマーから、より難易度の高い業務を行うシステムエンジニアへの転身はキャリアアップと言えるでしょう。

キャリアアップとスキルアップの違い

 キャリアアップとスキルアップは一見似たような言葉に見えますが、キャリアは経験を表し、スキルは能力を表すという点で大きな違いがあります。

 例えば、仕事に慣れて業務を早く終わらせられるようになるのは、キャリアアップではなくスキルアップと言えます。スキルがついても、結果的に市場価値が高くならなければキャリアアップしたとは言えないでしょう。

キャリアアップするために大切なこと

 ここまでで説明してきた「キャリアアップ」は、現職からさらに市場価値の高い役職に就くことを目標にしています。

 ここからは「実際にキャリアアップするためにはどうすべきか?」という疑問に対して、押さえておくべき3つのポイントを紹介していきます。

キャリアアップするために大切なこと

まずは将来のキャリアプランを明確にする

 キャリアアップに向けて準備をする前に、「最終的に自分がどうなりたいのか?」という「キャリアプラン」を明確にしましょう。

 人生において達成したい目標を決めることで、進むべき方向性が分かります。例えば、「社長になりたい」「家族と一緒にゆっくりと過ごしたい」など、自分が目標としているライフスタイルに合わせたゴールを選んでみましょう。

 長期的な目標を決めたら、中期的な目標を決めます。中期的なプランは、「長期的な目標を達成するためには、10年後〜20年後にどうなっているべきか」という視点で計画を立てると良いでしょう。

 最後に中期的な目標を達成するための短期的目標を立ててみましょう。現時点で、中期的な目標を達成するのに必要な経歴を持てていないのであれば、キャリアアップを目指して行動することも選択肢の一つになります。

 例えば目標として「社長になりたい」と考えているのであれば、中期目標には「多くの部署をまとめる経験を積む」、短期目標として「まずは数名の部下をまとめるマネージャー職を目指す」というプランを立てるのも良いでしょう。

キャリアアップに必要な資格やスキルを把握する

 キャリアプランを考えた後は、自分のキャリアアップに必要な資格やスキルを把握して計画的に行動へと移していきましょう。

 目標にしている役職によっては、資格がないとできない場合もあるので事前に必要資格を調べておくことは大切です。例えば、弁護士や公認会計士などは、資格がなければ業務をすることができません。また、仮に必要資格がない役職でも実務に活かせるスキルがなければ、目標の役職につくことは難しいでしょう。

 特定の役職に必要となる資格は基本的に勉強をして取得しなければなりません。しかし、資格ではなくスキルを手に入れたい場合は、現職で与えられた目標を達成したり、課題の解決を通じて身に付けられる可能性があります。

転職だけがキャリアアップではない

 転職をしてキャリアアップをしたいという方も多いかもしれませんが、転職しなければキャリアアップができないというわけではありません。例えば、現職での役職アップを目指すための資格を取得するのもキャリアアップと言えます。

 現在務めている企業の業績が安定していたり、福利厚生などの制度が充実している場合は、勤め続けるメリットも大きいと考えられます。その場合は転職せずにキャリアアップを目指すのも良いかもしれません。

 「転職はしたくないけれど、キャリアアップをしたい」という場合でも、目標を達成できる可能性は十分にあります。転職にとらわれず、目標を実現するために何ができるかに焦点を当ててみましょう。

キャリアアップにおススメの資格6つ

 転職や上の役職につくことでキャリアアップができますが、ここまで説明してきたように資格の取得も大事なポイントになり得ます。

 どのような資格が自身のキャリアアップに役立つのかを知っておくために、キャリアアップにおススメの資格を紹介します。

キャリアアップにおススメの資格6つ

税理士

 税理士の業務は、税理業務・会計業務・コンサルティングの3つに分かれます。その中でも税務業務は資格がなければできないため、高収入に結びつきやすく独立開業も行いやすいという点が魅力的です。

 税理士になるには、税理士試験を受験し合格という流れになりますが、試験を受けるには学歴・資格・職歴など一定の基準を満たさなければなりません。自身の経歴や保有資格が基準を満たしているかをまず調べてみましょう。

 また、2019年度の税理士の合格率は18.1%と狭き門であることが分かります。独立開業し高収入を期待できる税理士ですが、資格取得の難易度は高いと言えるでしょう。

 出典)令和元年度(第69回)税理士試験結果表(試験地別)(国税庁)

中小企業診断士

 中小企業診断士は、企業の経営に関わる知識を身に付けコンサルティングを行うための資格です。経営者目線の考え方を学ぶことができるためどんな仕事にも活かすことができます。

 一般社団法人中小企業診断協会によると、中小企業診断士の合格率は2019年度の1次試験合格率は、30.2%です。2次試験の合格率は、18.3%となります。合格率は決して高いとは言えませんが、税理士とは異なり受験資格がないため誰でも挑戦できる資格だと言えます。

 出典)中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移(一般社団法人中小企業診断協会)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

 MOSは、WordやExcelなどオフィス関連のスキルを証明する資格です。世界でも有名なMicrosoft社が実施しているため、パソコンスキルを証明する資格としては一定の信頼性があります。

 MOS試験の合格率は公式に発表されていません。試験の難易度を知りたい場合は、一度例題を解いてみると良いでしょう。仕事をするうえで必須となるスキルを証明できるためMOSを持っていると企業で優遇されるケースもあります。

ファイナンシャルプランナー(FP)

 ファイナンシャルプランナーは、金銭面でお客さまの人生設計の手伝いをするための資格です。税金や不動産、住宅ローン、教育資金など、様々な金融知識が必要になります。また、ファイナンシャルプランナーは、1級〜3級まで分かれています。それぞれの合格率は、以下の通りです。

FP1級 FP2級 FP3級
合格率 学科:15.01%
実技:97.7%
学科:49.19%
実技:57.37%
学科:89.64%
実技:88.04%

※2020年9月時点

 出典)FP技能士の取得者数及び試験結果データ(日本FP協会)

 出典)試験結果:2020年9月試験(一般社団法人金融財政事情研究会)

 とくに、銀行や保険会社など、金融系の役職でキャリアアップを狙うなら、ファイナンシャルプランナーの資格は役に立つでしょう。自身の経歴や知識に合わせて1〜3級の中から適切な資格を選んで挑戦してみましょう。

秘書検定

 秘書検定は、電話対応やビジネス文書などの社会人に欠かせない能力を証明する資格です。社会人にとっての必須スキルとなるため、これから社会人になる方にもおススメです。秘書検定は、3級・2級・準1級・1級に分かれており1級が最も難しいです。それぞれの合格率は、以下の通りです。

1級 準1級 2級 3級
合格率 25.3% 44.1% 48.9% 52.5%

※2019年11月10日のデータ

 出典)受験者状況(ビジネス系検定)

 社会で汎用的に役に立つスキルを証明できる資格なので、キャリアアップ後の具体的な役職をまだ決めていないという方でも受験する価値があるでしょう。

基本情報技術者

 基本情報技術者は、プログラマーやシステムエンジニアになりたいのであれば取っておくべき国家資格です。2019年10月20日に実施した試験では、合格率は28.5%と難易度が高いことが分かります。また、IT業界に転職したいのであれば基本情報技術者の資格を持っていれば優遇されるケースもあります。

 出典)令和元年度秋期情報処理技術者試験の合格者を発表(情報処理推進機構)

キャリアアップで失敗しないための考え方

 ここまではキャリアアップのために役に立つ資格をご紹介しましたが、やみくもに資格を取得して最終的なキャリアプランを見失ってしまうと意味がありません。

 キャリアアップで失敗しないための考え方を念頭に置いておきましょう。

キャリアアップで失敗しないための考え方

年収アップのためだけに転職をしない

 年収を上げたいだけの転職の場合、実力以上の業務を任されたり自分の特性に向いていない業務などですぐに辞めてしまうリスクがあります。また、年収が高いとはいえ自分が目標にしていたライフプランに合わない役職に就いた場合、当初掲げていた長期的な目標は達成できなくなってしまいます。

 年収アップのためだけではなく、自分が思い描いているキャリアプランに合致した転職なのかを判断する必要があります。

未経験の職種にいきなり飛び込まない

 転職を考えて求人サイトを閲覧すると「未経験可」と記載している募集要項は少なくありません。しかし、準備なしでいきなり飛び込むのは危険と言えます。

 事前の準備や調査をせずに全く違う業種に転職した場合、過去のスキルを活かすことができない可能性もあります。自分の経験を活かせない業種で働いても、なかなか評価が伸びずキャリアアップができないかもしれません。

 未経験の業界に転職するのであれば、業界のことを調べたうえでキャリアアップに繋がるかどうかをまずは検討してみましょう。

自己分析のために適職診断を受けることもおススメ

 自分で興味を持っていると思っていても、実際にやってみると違うということはよくある話です。特に、過去の職歴がバラバラだったり前職が明らかに自分のやりたいことではなかったりするのであれば、適職診断を受けることをおススメします。

 ハローワークでは、適職診断を受けることができるので最寄りのハローワークに問い合わせてみましょう。

 ハローワークへの問い合わせはこちら

キャリアアップに必要な資金はローンがおススメ

 キャリアアップのために資格を取得する場合は、専門学校やスクールに通わなければならないこともあります。参考書の購入費なども必要なため、資格取得にはまとまったお金がかかるものです。

 資格取得資金に悩んでいる方はローンを組んで資金を調達することも検討してみましょう。資格を取得してより良い役職に就いた後に返済することで計画的にキャリアアップを成功させることもできるでしょう。

 常陽銀行のフリーローンは使い道が自由なので、資格取得のための費用としても使うことができます。

常陽フリーローンについて

 また、融資金額は最大500万円、返済期間が最長10年のため、無理のない返済計画が立てられます。インターネットからお申し込みができるため、気軽にお申し込みください。審査に不安な方は、借入可能額が分かる「5秒診断」や最短当日中に結果が分かる「かんたん事前審査」などを利用してみましょう。

 キャリアアップのために資金が必要な場合は借り入れも検討しつつ、計画を立ててみてはいかがでしょうか。

常陽フリーローン5秒診断について

常陽フリーローンかんたん事前審査について

(2021年3月26日)

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
コラム内容を参考にする場合は、必ず出典元や関連情報により最新の情報を確認のうえでご活用ください。

以 上


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