軽自動車の維持費ってどれくらい?

自動車の維持費にはどのようなものがある?

 自動車を購入すると、使用し続けるうえで維持費が必要になります。「マイカーを買いたいけど、どれくらい維持費がかかるのか分からない…」という方も多いでしょう。

 自動車を持っていると生活するうえで非常に便利になる一方、購入費以外にもガソリン代や車検費用など、様々なお金が必要になります。

 これから自動車を購入するのであれば、具体的にどのようなお金がかかるのかについてはおさえておくほうが良いでしょう。あらかじめ費用面を理解していれば、自動車を購入してから思わぬ出費に慌てる心配もありません。

 自動車の維持費として代表的なものは以下のとおりです。

自動車の主な維持費
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 車検費用
  • 自動車保険料
  • 洗車費用
  • メンテナンス費用
  • 自動車税

 このように、自動車の維持費には様々なものが存在します。自動車を今後購入する予定のある方や、どのような費用が必要になるのか分からない方は参考にしてみてください。

 ただし、軽自動車を購入するのか、普通自動車を購入するのかによって費用も異なるため、あらかじめどれほど金額が変わるのかについては把握しておく必要があるでしょう。

 そこで以下では、普通自動車と軽自動車の維持費の違いについて、詳しく解説していきます。

普通車と軽自動車、維持費に差が出るものとは?

普通車と軽自動車とで差が出る維持費

 軽自動車に対して全体的に「安く済む」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。普通車と比べて維持費にどれほど差があるのかを理解しておけば、購入する際の参考になります。維持費として必須である自動車税・ガソリン代・車検費用・洗車代の金額から比較してみました。これから自動車の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

自動車税

 自動車を使用するためには、自動車税を支払う必要があります。自動車税は、軽自動車では一律で10,800円となっています。これに対し、普通車の自動車税は2019年9月30日までは2,000ccクラスで39,500円だったのですが、2019年10月1日に税率が引き下げられ、2,000ccクラスで36,000円ほどになりました。

ガソリン代

 最近の軽自動車は以前と比較して燃費が良くなっています。一般的に、普通車は軽自動車よりも燃費面ではやや劣り、大型車ではさらに燃費が良くないと言えるでしょう。仮に、ガソリンが1Lあたり150円・年間5,000km走行するものとして1年間のガソリン代を算出してみると、

軽自動車(15km/L)…50,000円

普通車(10km/L)…75,000円

大型車(6km/L)…125,000円

という計算になります。

 また、エコカー(エコロジーカー)のうち、特に電気とガソリンの両方をエネルギーとすることができるハイブリットカーの中には燃費が25km/L以上となるものもあり、ガソリン代という観点から考えるとかなりおトク感があります。

 もっとも、ガソリン代にかかるコストはガソリン価格の変動はもちろん、居住している地域、年間走行距離などの要素に影響を受けるため、かなりの個人差が出るということも念頭に置いておきましょう。

車検費用

 続いて、2年に1度(新車時の初回は3年に1度)受けることが義務付けられている車検の際に発生する費用を見ていきましょう。

 車検の費用と一口に言っても、車検基本料と法定費用に分けられます。車検基本料は車種や車の状態、依頼業者などによっても大きく変化するため、ここでは法定費用にフォーカスを当てて比較することとします。

 法定費用の金額は軽自動車で33,370円〜36,570円、普通車で45,940円〜80,040円です。毎年の支出でないとは言え、金額にもかなり開きがあることが分かります。特に普通車の場合は80,000円ほどにも上ります。自動車の車検をする場合には大まかにこれぐらいの費用が必要になることは、おさえておくと良いでしょう。

洗車代

 自動車を使用していく中で、快適な走行のためには車を洗車する必要もあります。洗車代も、軽自動車と普通車によって異なりますので、どれほど違うのかおさえておきましょう。

 まず、軽自動車の洗車代ですが、仮に月に1度ガソリンスタンドやカー用品店での洗車を依頼した場合には、軽自動車であれば毎月1,000円程度、普通車であれば毎月2,000円ほどが必要になります。

 ただし、洗車についてはこの他にも、洗車機を利用すれば300円程度でシャンプー洗車を行うことができるので、もう少し安く抑えることも可能です。

 また、洗車は自分で行うこともできますので、自ら洗車した場合にはさらにコストを抑えることもできます。

軽自動車の維持費はいくらかかる?

 上記では、軽自動車と普通車でどれほど維持費が異なるのかについてお話ししましたが、以下では軽自動車の維持費について表を用いてさらに詳しく解説していきます。具体的な金額についても記載しますので、軽自動車の購入をお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

毎月かかるもの

 まずは軽自動車の維持費として毎月発生するものを見ていきましょう。

項目 説明 月額の目安
ガソリン代 走行距離・車種・居住地の環境などによって左右される項目。ガソリン価格の変動による金額の上下も。 3,280円
(燃費15km/L・ガソリン価格123円・1カ月に400km走行した場合)
駐車場代 居住地域や住宅事情によって大きな差が生じる(自宅に駐車しておく場合は0円)。月に10,000円以下の地域から50,000円を超える地域までさまざま。 0円〜50,000円
洗車代 自宅で洗車する場合は、専用洗剤が1,000円程度から購入できる。ガソリンスタンドなどでの洗車(オプションなし)であれば200円ほどから。ワックス、コーティング、手洗いなどをつけると1,000円を超える場合もある。 400円〜2,000円
(月2度洗車を行う場合)

 毎月の出費として挙げられるのはガソリン代、駐車場代、洗車代となっております。ガソリン代はご自身の環境や月々の利用頻度によって大きく変化するのが特長的です。ガソリンが値上げしてしまった場合や長距離のドライブをした月などは高額の費用がかかってしまいます。

 駐車場代は居住地域や住宅事情によって費用が大きく変化します。都心に住んでいる場合の駐車場代は必然的に高額となり、月々数万円に上ってしまうケースもあります。その一方で、持ち家に住んでいる方は駐車場代は全くかかりません。

 洗車はセルフ洗車機の利用やご自身で洗車することで、かなり費用を抑えることができます。

毎年かかるもの

 続いて毎年必ずかかるコストを詳しく見ていきましょう。

項目 説明 年額の目安
保険料 自賠責保険料:2年契約で21,140円(2020年4月1日〜)
民間保険の保険料:年間20,000円〜50,000円が相場
15,000円〜70,000円程度
自動車税
(軽自動車税)
軽自動車税は一律で10,800円。年に一度、市区町村へと納税する 10,800円
自動車税環境性能割 燃費性能に応じて、登録車は0〜3%、軽自動車では0〜2%が課税。さらに2021年3月31日までは1%分軽減 200万円×0.01=20,000円
(2020年度燃費基準を達成していない200万円の車の場合)
電気自動車の場合0円
メンテナンス費用 エンジンオイル、バッテリー、ヘッドライトバルブ、ブレーキパッド、コーティング、タイヤなどといった消耗品の交換や車体のコーティング費用 40,000円程度

 やはり毎年かかるものと言えば、保険料や税金が挙げられます。上表でも大半を占めているのが保険料と税金であるのが分かります。

 まずは保険料を見ていきましょう。保険といっても自賠責保険と民間の自動車保険の2種類に分類することができます。自動車を購入する際には、必ず加入する必要のある自賠責保険に加えて民間の自動車保険にも加入する方がほとんどでしょう。自賠責保険は2年契約で21,140円で、民間の保険は業者や保険の適用範囲などによって値段が変化しますがおおよそ数万円程度かかるでしょう。

 出典)自動車損害賠償責任保険基準料率表 P6(損害保険料率算出機構)

 次に税金面を見ていきます。まず、自動車税として10,800円を納める必要があります。自動車税は一律で決まっているためコストの見積もりが簡単にできます。一方で自動車税環境性能割は、車の購入金額によって変動するため、ご自身の車の値段を計算式に当てはめる必要があります。また、2019年から導入された環境性能割では、環境性能が高い自動車ほど税率が軽減されるようになっています。そのため、電気自動車などでは税額が0円ということになります。

 出典)新車の「自動車税」が毎年減税!(大きく変わったクルマの税:経済産業省)

 さらに、環境性能の高い自動車を購入することで日々のガソリン代を抑えることも可能になり、維持費を抑えることに大きく貢献する可能性があります。

 最後にメンテナンス費用について見ていきましょう。自動車を安全・快適に利用するうえでは定期的なメンテナンスが必須です。タイヤの交換や部品の整備などは、ご自身で行うか業者に依頼するかでも大きく値段が変動しますが、見積もって40,000円程度と考えておくと良いでしょう。

数年に1度かかるもの

項目 説明 目安金額
車検 2年に一度(新車時初回は3年に一度)受けることが義務付けられている。1回の車検でかかる費用は法定費用と車検基本料に分けられ、それぞれ30,000円〜50,000円程度。自分で車検を行う場合は、法定費用のみを支払うこととなる。 65,000円〜85,000円程度
(業者に依頼して車検を行う場合)

 車検費用は数年に一度、必ず発生するコストです。車検費用は内訳が法定費用と車検基本料に分けることができ、自分で車検を行うことで法定費用のみに抑えることもできます。一般的には車検業者に依頼することが多いため、65,000円〜85,000円程度の出費が見込まれます。

 車検費用について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 関連記事)車検費用の相場や計算方法は?費用を抑えるポイントを解説

軽自動車の年間維持費はいくら?

 上記に記載した各維持費の目安から計算してみると、軽自動車には車検のある年で39万円〜42万円、車検のない年では34万円ほどの維持費がかかることになります。(駐車場代月20,000円、洗車代月1,000円、任意保険料25,000円程度として計算)

 それでも、自動車税・ガソリン代・車検費用などほとんど全ての項目について、普通車よりは低コストであることが分かります。

 そのため、これから自動車を購入しようかお悩みの方で、できるだけコストを抑えたい方には軽自動車がおススメです。

 また、現在普通車に乗っている方で、維持費を抑えられるような車への乗り換えを検討している方も一度、軽自動車の購入を検討すると良いでしょう。

軽自動車の維持費を節約する方法

軽自動車の維持費を節約する方法

 軽自動車は普通車よりも維持費を安く抑えられますが、さらに節約したいと考える方もいらっしゃると思います。工夫をすれば、軽自動車の維持費をさらに抑えることももちろん可能です。以下では、軽自動車の具体的な節約方法を解説していきます。

駐車場代が安い場所を探す

 維持費の中でも駐車場代は非常に大きなコストとなります。毎月かかるものであり、駐車場代が安い場所を見つけることができれば、大幅な節約を行うことが可能です。

 現在利用している駐車場で発生するコストが高いと感じる方は、より安い駐車場がないか探してみてはいかがでしょうか。意外なところに低価格で利用できる駐車場があるかもしれません。

 また、場所によっては軽自動車専用の駐車スペースもあります。このような駐車場は、普通自動車の駐車できないような小さなスペースを提供しているので、安く借りることができる場合も少なくありません。

車検費用の安い場所を探す

 車検を受ける際に依頼先を探して比較・検討する作業を面倒に思って、いつもと同じところでばかり車検を受けていないでしょうか。

 車検費用は依頼先によって大きく変わります。特に車検基本料においては依頼する業者によって大きな差がある点に注意が必要です。車検を行う際には様々な業者を比較し、信頼性が高く、できるだけ安い料金の業者を選択することで維持費の節約を行うことができるでしょう。

 このように、車検費用の安い場所を探すことで維持費も抑えることができるため、一度検討してみることをおススメします。インターネットで検索するだけでも、より良い依頼先が見つかるかもしれません。

減税制度を活用する

 購入時に環境に優しい車種を選択すれば、減税制度を受けられる場合があります。

 具体的な制度の概要としては、排出ガス性能および燃費性能に優れた自動車などに適用されるエコカー減税、車両を取得した場合に、車両の取得価額に応じて環境性能に応じた税率を課税する環境性能割などです。

 出典)自動車関係税制について(国土交通省)

 これらの制度が適用される自動車を利用すれば、それだけ税率面でのメリットを受けることが可能になります。できるだけ税金面のコストを抑えたい方であれば、このような減税制度を利用するのも一つの選択肢です。

 もし、利用したい場合は、あらかじめ減税制度が利用できる自動車なのか購入時に確認しておくことが大切です。

燃費を意識した運転を行う

 軽自動車は、基本的に普通自動車よりも燃費が良いです。しかし、燃費は運転の仕方によっても変動してしまいます。例えば急停止や急発進などを繰り返したり、運転距離も長めになると、軽自動車と言えども燃費が悪くなることもあるのです。

 走行速度を安定させることなど、燃費をよくするための工夫は意識しないと出来ない方がほとんどではないでしょうか。さらには事前にドライブルートの確認をしたり、落ち着いた運転を行うという心掛けも大切です。

 始めは慣れないため練習が必要になるかもしれませんが、一度覚えることで低燃費な運転が身に付くため、努力をする見返りは大きいです。

日々の手入れをできるだけ自分で行う

 日々の手入れを自分で行うことも、節約方法の一つです。メンテナンスするうえでは、自分で行えるものとそうではないものがあります。車検などはどうしても依頼する必要がありますが、バッテリー交換や洗車などは一人でも行うことができます。

 業者に依頼したり、洗車機を利用しなければ、それだけ費用も安く抑えることができます。節約したい方はできる限りセルフメンテナンスを心がけてみてはいかがでしょうか。

資金が厳しいならカーローンを活用するのも選択肢

 このように、自動車を購入すれば様々な費用がかかります。しかし、中には「マイカーが欲しいけど、今は手持ちのお金がない」という方もいらっしゃるはずです。

 車を購入すれば日々の生活を豊かにすることができますが、手元に資金がない状態ではなかなか難しいかもしれません。

 そのような方はカーローンを利用してみてはいかがでしょうか。カーローンなら、車両購入費や車検費用に充てることも可能です。

 カーローンであれば、低金利が魅力の銀行のマイカーローンがおススメ。常陽銀行のマイカーローンは、銀行に行かずに申し込みから契約までスマホやパソコンで完結するローンです。スマホやパソコンからご契約の場合、おトクな金利引き下げプランも実施中。ローンを申し込んでから車を選ぶことができ、新車・中古車を問わず、車の購入をはじめ車に関する用途に幅広く利用することができます。また、銀行の審査は厳しい・不安というイメージを持たれているお客さまのために、借入可能金額の目安がすぐに分かる「5秒診断」や、最短当日に審査結果が分かる「インターネット仮審査」も行っております。お気軽にお試しください。

常陽マイカーローンについて

 また、常陽銀行では「女性向けマイカーローンOh!My Car!」も用意しております。こちらのカーローンはパートやアルバイトの方も利用することができ、もちろんスマホやパソコンから手続きをすることが可能です。自動車の購入を考えている女性の方にも利用しやすいローンとなっていますので、ぜひご検討ください。

常陽女性向けマイカーローンについて

(2021年1月25日)

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
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以 上


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