車のローン(マイカーローン)の疑問・不安を解消!金利・手数料・審査・申し込み手順などを解説

車のローン(マイカーローン)とは、自動車を購入するために金融機関からお金を借り入れる仕組みのことです。銀行やディーラーから借り入れし、分割払いしていくことで負担を抑えながら車の購入ができるのが特徴です。
マイカーローンを契約する際は「金利・手数料」「審査」「申し込み手順」「車の名義」など、さまざまなことが気になるものです。契約前にマイカーローンの疑問を解消したい人もいるでしょう。
この記事では、マイカーローンに関する以下の内容を解説します。
- 金利・手数料
- 審査
- 申し込み手順
- 車の名義
- ローンごとの契約内容の違い
マイカーローンの契約を検討している人は、参考にしてください。
目次
車のローン(マイカーローン)の種類

マイカーローンの種類は、主に以下の2つです。
- 銀行ローン
- ディーラーローン
それぞれのローンのメリット・デメリットを簡単に解説します。
銀行ローン
銀行ローンは、メガバンク、地方銀行などの金融機関が提供するローンです。メリット・デメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット |
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銀行ローンは返済の負担が少なく、車の名義も自身のものになるのが特徴です。さまざまな金融機関から提供されているため、マイカーローンの選択肢として優先的に検討すべき商品と言えるでしょう。
常陽銀行では仮審査が最短当日で完了し、申し込みから融資まで2週間程度で手続きが進みます。よりスムーズに審査を進めたい人に適しているでしょう。
ディーラーローン
ディーラーローンは、ディーラーの提携する信販会社などが提供するローンです。メリット・デメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット |
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ディーラーローンは一般的に金利が高いので、返済負担が大きくなる可能性があります。また、車の名義が購入者自身のものにはならないので注意が必要です。銀行ローンの審査に落ちてしまうなど、特別な事情がある場合に活用すると良いでしょう。
車のローン(マイカーローン)の金利・手数料はどれくらい?

マイカーローンの金利や手数料は、ローンの種類や金融機関によって異なります。銀行ローンとディーラーローンの金利や、手数料の特徴について解説します。
銀行ローン:金利・手数料は一般的に低め
銀行ローンの金利・手数料は一般的に低いので、月々の返済負担を抑えやすくなります。また、返済ができなくなった際に保証会社に残債を返済してもらうための保証料は金利に含まれている場合が多く、金利や手数料のほかに発生する負担はほぼありません。
加えて、常陽銀行の場合、新車・中古車で同じ金利が適用されます。
銀行ローンでは、繰上げ返済も手数料無料でできるケースが多いです。繰上げ返済はまとまった金額を一気に返済して元金・利息負担を減らせるため、より早く完済ができる可能性が高まります。
銀行のマイカーローンについてより詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。
ディーラーローン:金利・手数料は一般的に高め
ディーラーローンの金利・手数料は一般的に高めで、返済負担は条件によって異なります。
金利や月々の返済額をある程度抑えられれば負担は少ないですが、なかには金利とは別に保証料も支払わなければならないケースがあります。この場合は実質的に金利が上乗せされるため、返済の負担は重くなりがちです。また、繰上げ返済でも比較的割高な手数料がかかるケースがあり、借り入れ前に条件や注意事項をよく確かめておかなければなりません。
マイカーローンの返済は、5~7年程度続きます。支出額の大きさや返済の負担を考えると、まずは銀行ローンでの借り入れを検討したほうが良いかもしれません。
なお、ディーラーローンには、残価設定ローンがあります。残価設定ローンとは、車両の下取り価格をあらかじめ設定し、それを車両価格から差し引いた金額を分割払いで支払うものです。
残価設定ローンでは月々の返済額が抑えられますが、完済時に以下の選択をとらなければなりません。
- 車の返却
- 残債(未払い金額)の支払い
- 車の乗り換え(新たな車の購入)
また、月ごとに走行距離制限が課されるケースもあります。走行距離制限を超過すると、追加で支出が発生してしまうため、自由に車を使いにくいのも難点です。
より詳しく残価設定ローンについて知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。
車の名義は車のローン(マイカーローン)の契約内容によって変わる?

購入した車の名義は、ローンの契約内容によって変わります。
銀行ローンなら購入者自身の名義になりますが、ディーラーローンはディーラー名義となるのが一般的です。つまり、銀行ローンは車の所有者が購入者自身、ディーラーローンは所有者がディーラーになります。
車が自身の名義であれば、自分が車を持っていることを証明できるため、車の売却や廃車の手続きがしやすくなります。しかし、ディーラー名義だと車の所有者は自身ではないため、自由に売却や譲渡、廃車の手続きができません。ディーラー名義の車を売却したり廃車したりするには、ローンを完済したうえで所有権の変更手続きをする必要があります。
また、事故で全壊・廃車となった際はローンの一括返済を求められる場合があります。購入直後に廃車となってしまった場合は、多額の金額を一度に支払わなければなりません。自身の名義で車を所有したいなら、銀行ローンがおススメです。
車のローン(マイカーローン)借入時の金利をシミュレーション

銀行ローン、ディーラーローンでマイカーローンを借りた場合の毎月の返済額と総返済額を比較してみましょう。シミュレーション条件は以下のとおりです。
- 借入額:300万円
- 返済年数:7年
- 銀行ローンの金利:年2.65%
- ディーラーローンの金利:年5.5%
銀行ローンとディーラーローンで返済額を比較した結果は、以下のとおりです。
返済額 | 銀行ローン (金利:年2.65%) |
ディーラーローン (金利:年5.5%) |
---|---|---|
毎月の返済額 | 39,168円 | 43,110円 |
総返済額 | 3,290,112円 | 3,621,240円 |
※市場金利等の動向によって、上記金利が逆転または金利差が縮小する可能性があります。
月あたりの返済額では約4,000円、総返済額では約33万円ほどの違いがあります。とくに総返済額は金利差による金額の違いが明確です。銀行ローンは借入額に対して30万円程度の上乗せとなるのに対し、ディーラーローンは60万円以上が上乗せされます。
金利差により返済の負担は大きく変わるため、負担を軽くしたいなら銀行ローンを契約するのが適していると言えるでしょう。
常陽銀行では返済シミュレーションを用意しています。借り入れ予定の金額と金利を入力して、おおよその返済額を確かめたり、ほかのローンとの比較もしたりすると良いでしょう。
- ※総返済額は、元利均等毎月返済方式にて算出した金額です。計算結果は概算ですので、実際と異なる場合があります。
- ※総返済額は、完済までお借入時の金利が継続した場合の試算です。
- ※なお、常陽銀行のマイカーローンは、変動金利(年1回)のため、市場金利の動向によって金利が変更になる場合がございます。
車のローン(マイカーローン)の審査で重要なポイント

マイカーローンの審査で重要なポイントは、以下の2つです。
- 申込者の支払い能力
- 申込者の信用情報
それぞれのポイントを解説します。
ポイント①申込者の支払い能力
申込者の支払い能力は、返済が確実にできるかどうかの判断材料となります。
チェックされる項目は勤務先や年収で、会社に勤めて安定収入がある場合は支払い能力が十分あるとみなされやすいです。一方、収入が不安定な場合には、支払い能力に乏しいとみなされる可能性があります。とくに無職の場合などは、審査に通りにくくなってしまいます。
また、年収に対して借入額の割合がいくらになるかを表す「返済比率」もチェックされる可能性が高いです。返済比率は一般的に年収の25〜35%程度とされ、極端に高いと審査に通過しづらくなる可能性があります。借入額が年収に対して適切かどうかもチェックされるとおさえておきましょう。
ポイント②申込者の信用情報
申込者の信用情報は、審査時に照会され、これまでの返済記録などから延滞・滞納がないかをチェックされています。信用情報とは、個人のクレジット・ローン利用履歴が記載されたものです。
申込者の信用情報に延滞や滞納の記録がない場合は、融資をしても問題ないと判断されやすいです。一方、延滞や滞納をしている場合は、結果的に審査に通りにくくなる可能性があります。
車のローン(マイカーローン)の審査に通過しやすくなるコツ

マイカーローンの審査に通過しやすくするには、以下の3つを意識しましょう。
- 頭金を用意して借入額を少なくする
- 既存の借り入れを整理し返済する
- 申し込み条件を確認する
頭金を用意して借入額を少なくする
頭金を用意できれば、借入額が少なくなり審査に通りやすくなります。
借入額が収入に対して多すぎると、支払い能力への懸念から審査に通らない可能性があります。しかし、頭金を用意して借入額を減らせれば、借入額が収入に対して適切な金額となり、審査に通りやすくなるでしょう。設定する頭金の金額次第では、借入額が減って返済の負担も少なくできます。
ただし、頭金を借り入れで用意するのは避けましょう。借り入れで頭金を用意すると、頭金と車のローンの2つの返済を続けていかなければならず、結果的に返済額が増えてしまいます。頭金は自身の貯蓄などから出すようにしましょう。
既存の借り入れを整理し返済する
既存の借り入れがある場合は、できる限り返済を済ませておきたいものです。
既存の借り入れがある場合、それとは別にマイカーローンを借りることになるため、返済負担が増えてしまいます。借り入れが複数になる場合、金融機関は申込者に十分な支払い能力があるのか、延滞や滞納がないかを細かくチェックします。
借入額はできる限り減らして支払い能力があることを示し、マイカーローンの借り入れをしやすくしておくと良いでしょう。
申し込み条件を確認する
審査が不安な人は、事前に申し込み条件を確認しましょう。例えば、パートやアルバイトでも申し込みできるローンもあり、借入額が収入額に対して適切な金額であったり、延滞や滞納がなかったりすれば、契約できる可能性があります。常陽銀行のマイカーローンは、パートやアルバイトの人でも申し込めます。5秒診断で現時点で借り入れできる金額などを確かめておくと、申込時にいくら借り入れするか決める際の参考にできるでしょう。
自分に合った車のローン(マイカーローン)の選び方

自分に合ったマイカーローンを選ぶには、以下の3点を重要視すると良いです。
- 金利・手数料が一般的に低いローンを選ぶ
- 返済期間を長めに設定できるローンを選ぶ
- 困った際に相談しやすい金融機関のローンを選ぶ
金利・手数料といったコスト面や返済の期間、サポートの充実具合などを比較して、自分に合うマイカーローンを見つけましょう。
金利・手数料が一般的に低いローンを選ぶ
金利や手数料が一般的に低いローンを選べば、家計への影響も少なくなるため、返済が滞る可能性が低くなります。ローンの返済は毎月定期的にしなければなりません。一般的に金利が高ければ、月々の返済額や総返済額が増えてしまい、毎月の使える給料が少なくなり生活に影響が出る可能性があります。
金利をチェックする際は、上限金利がどれくらいか確かめておきましょう。また、金利のほかに手数料や保証料などが必要かもチェックしておくと、返済の負担が増えずに済みます。
ローンの種類や金利相場についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
返済期間を長めに設定できるローンを選ぶ
返済期間を長めに設定できれば、月々の返済額を抑えやすくなります。毎月の返済額が少なくなれば、収入が少なくても返済が負担になりにくいです。また、金利が一般的に低ければ、さらに月々の返済額を抑えられます。
返済期間を長くすると総返済額は増えてしまいますが、ボーナス払いや繰上げ返済も活用すればある程度抑えられます。金利が一般的に低く、返済期間を長く設定できるローンを選ぶと良いでしょう。
困った際に相談しやすい金融機関のローンを選ぶ
困った際に相談しやすい金融機関のローンを選ぶと、返済が難しい際に話を聞いてもらいやすくなります。特に銀行などの金融機関では、窓口や電話などで相談することが可能です。
例えば、返済プランの見直しなどの手段を提案してくれる場合もあり、延滞や滞納を起こさずに済むかもしれません。自分が住む地域に店舗を構える銀行や、自分にとって馴染みの深い銀行でのローン契約を検討してみましょう。常陽銀行のような地方銀行は、地域に密着しており馴染み深い人も多いでしょう。
どこでマイカーローンを契約するかなかなか決めきれない人は、こちらの記事も参考にしてください。
車のローン(マイカーローン)の申し込み手順

- 1.仮審査に申し込む
- 2.仮審査の結果を受け取る
- 3.正式審査に申し込む
- 4.正式審査の結果を受け取る
- 5.融資を受ける
ここでは、常陽銀行の申し込み手順を例に解説していきます。順序をおさえてスムーズに申し込みましょう。
1.仮審査に申し込む
まずは仮審査に申し込みます。氏名や借入額などの必要事項を入力して、審査結果を待ちましょう。
常陽銀行はWEBで審査受け付けをしており、スマホ・PCで手続きが完結します。また、車の購入前から審査手続きができるのも特徴です。どれくらいの金額を借りられるのか確かめるためにも、仮審査だけでもしてみると良いでしょう。
2.仮審査の結果を受け取る
仮審査が完了したら、結果を受け取ります。この時点で正式審査に進むか、別のローンを契約するか選べます。審査結果には6カ月間の有効期限があるため、そのほかのローンの仮審査結果や借り入れ条件などを比較したうえで、どのローンに正式に申し込むか決めておきましょう。
なお、審査結果は有効期限を過ぎると再度仮審査が必要です。無駄な手続きを増やさないためにも、期限内に契約するローンを決めるのがおススメです。
3.正式審査に申し込む
仮審査に通過したら、そのまま正式審査に臨みます。正式審査では、再度個人情報や借入額を入力します。また、以下のような書類が必要となるため、事前に用意しておきましょう。
- 本人確認書類
- 収入証明書類
- 自動車の見積書や売買契約書
常陽銀行の審査手続きは窓口でも行えますが、窓口での手続きでは金利が上乗せされるため注意が必要です。金利を抑えたいなら、WEBで手続きするようにしましょう。
4.正式審査の結果を受け取る
正式審査に申し込んだら、結果が来るのを待ちます。
正式審査ではより細かく内容をチェックするため、審査に時間がかかる場合があります。また、仮審査に通過したからといって正式審査に通過できるわけではありません。
5.融資を受ける
正式審査に通過したら、融資を受けることになります。一度自身の口座に借入額が入金され、その後自動車販売店の口座へ振り込みされます。振り込み手続きはすべて銀行でしてくれるため、自分で振り込みする必要はありません。
常陽銀行は変動金利を採用しているため、金利は融資(入金)時点のものが適用されます。変動金利とは、一定期間に一度、適用される金利が見直されるものです。常陽銀行では、年に1回金利が見直されます。金利の変動により返済額が変わるため、返済期間が長期間の人は注意しておきましょう。
車のローン(マイカーローン)に関するよくある質問

マイカーローンに関する質問や疑問に回答します。ローン契約時の参考にしてください。
車のローン(マイカーローン)は何年で組むのがベスト?
マイカーローンを組む年数は購入する車や家計の状況によって変わりますが、5〜7年で組むことが多いです。
月々の負担を抑えたい人は、10年など返済期間をより長期間に設定できるローンがおススメです。一方、総返済額を抑えたい人は、返済期間を短く設定すると良いでしょう。
車のローン(マイカーローン)と家のローン(住宅ローン)をまとめるのは可能?
マイカーローンと住宅ローンを1つのローンにまとめることはできません。それぞれ用途が異なるため、別々に借り入れするのが一般的です。
ただし、同じ金融機関で両方のローンを契約すると、金利優遇などの特典が受けられる場合があるため、事前に確認すると良いでしょう。
車のローン(マイカーローン)の審査に通らないのはどんな人?
マイカーローンの審査に通らない人として、過去に滞納したことがある人や収入が不安定な人などが挙げられます。こうした人はまず既存の返済を終わらせたり、パートや正社員として安定収入を得てから再度審査を申し込みしましょう。
常陽銀行のマイカーローンなら低金利でサポートが充実

マイカーローンは金利・手数料や返済期間など、さまざまな要素を比較しながら選ぶ必要があります。審査が不安な人は、頭金の用意や借入額の減額、信用情報の整理などをしておくと良いでしょう。
常陽銀行のマイカーローンは、一般的なディーラーローンより金利が低く、返済期間を長めに設定できる可能性があります。パートやアルバイトの人でも申し込めるため、審査に不安を感じる人でも申し込みしやすいのが特徴です。まずは5秒診断でどれくらいの金額を借りられそうか確かめてみてはいかがでしょうか。
また、低金利であることから借り換えにも適している場合があります。借り換えを検討している人は返済シミュレーションで現在のローンからどれくらい返済額が変わるか確かめてみましょう。
(2025年8月27日)
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以上