【2026年版】茨城県のファミリー向け賃貸物件で暮らすときの家賃目安は?

【2026年版】茨城県のファミリー向け賃貸物件で暮らすときの家賃目安は?
2026.05.29

毎月の家計において、固定費の王様ともいえるのが「家賃」です。一般的に家賃の目安は手取り月収の25%~30%と言われますが、車が不可欠な茨城県での暮らしや、将来のマイホーム購入を夢見る方にとっては、「本当にこの金額で大丈夫?」と不安を感じることも多いでしょう。

そこで本記事では、茨城県のエリア別相場から、収入別の適正バランス、そして「貯まる家計」を作るための家賃の考え方を解説します。
後悔しない物件選びとマネープランのヒントとして、ぜひお役立てください。

茨城県でファミリー向けの賃貸物件を探すとき、「家賃はどのくらいかかるのだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(茨城県公表資料より)によると、茨城県の借家(専用住宅)の1カ月当たり平均家賃は47,517円となっています。
これを借家の種類別にみると、民営借家(木造)が49,220円、民営借家(非木造)が53,569円となっており、建物の構造によって家賃水準が異なります。

ただし、これは県全体の平均値であり、実際の家賃は立地条件や間取り、築年数などによって大きく変動します。
一般的に、県庁所在地である水戸市や、教育環境が充実しているつくば市などの都市部では、県平均を上回る傾向があります。

一方で、水戸市やつくば市に比べてアクセスの利便性がやや劣るエリアでは、比較的家賃を抑えやすい物件も見つけやすくなっています。
勤務先や通学先、生活圏とのバランスを考えながら、予算に合ったエリアを検討してみましょう。

「給料の何割」、「手取りの何割を家賃に充てるべきか」というのは、賃貸物件を探す際の基本的な疑問です。
家賃目安としてよく言われているのが、手取り収入の25%~30%以内です。ここで言う「手取り」とは、額面給与から税金や社会保険料を差し引いた、実際に給与口座へ振り込まれる金額を指します。

では、一世帯あたりの手取り収入の25%~30%以内におさめる場合、家賃はどのくらいが目安となるのでしょうか。月収別に確認してみましょう。

手取り収入額(一世帯あたり) 家賃目安
20万円 5万~6万円
25万円 6.2万~7.5万円
30万円 7.5万~9万円
35万円 8.7万~10.5万円
40万円 10万~12万円
45万円 11.2万~13.5万円
50万円 12.5万~15万円

※千円以下の単位は切捨て。
※上記は手取り収入の25%~30%以内を加味した目安となります。

この割合が目安とされるのは、家賃以外にも食費や光熱費、通信費、保険料、教育費、車関連費など、さまざまな支出があるからです。
とくに茨城県では車を所有している家庭も多く、家賃に駐車場代を含めると住居関連費の負担は大きくなります。家賃と駐車場代が別になっている、または月極駐車場を契約する場合は、家賃+駐車場代が上記の目安におさまるように調整したほうが安心です。

また、家賃は世帯主の収入をもとに考えるのが一般的ですが、共働き世帯の場合は収入を合算して検討しても良いでしょう。
ただし、合算した収入を前提に上限いっぱいの家賃を設定すると、どちらか一方の収入が減少した際に負担が重くなる恐れがあるため、余裕をもった水準で検討することをおススメします。

マイホームを購入する際には住宅ローンを借り入れるのが一般的ですが、頭金や土地または物件の仲介手数料、家具・家電購入費用など、現金で準備する資金も必要になります。
そのため「いずれは持ち家がほしい」と考えているなら、家賃は単なる住居費ではなく「住宅購入までの準備期間の支出」と捉えておくことが大切です。

ここでは、住宅購入を見据えた家賃の考え方を説明します。

「手取りの25%以内」が安心ライン

前章では、家賃の目安は手取り収入の25%~30%以内と説明しましたが、将来的に住宅購入を考えているなら、25%以内に抑えることをおススメします。
理由は以下のとおりです。

頭金や諸費用を貯金するため、教育費や車の買い替えなど将来支出に備えるため、急な収入減少に対応するため 頭金や諸費用を貯金するため、教育費や車の買い替えなど将来支出に備えるため、急な収入減少に対応するため

例えば、手取り月収が30万円の世帯なら、家賃は75,000円が目安です。30%の場合は90,000円となるため、差額は毎月15,000円、年間で18万円になります。
この差額を住宅購入に向けた貯金に回すことで、頭金や諸費用の準備が進めやすくなります。

「今の暮らし」と「将来の住まい」の両立を考えるなら、家賃は余力を残せる水準に設定することが重要です。

茨城県では「家賃+車費用」で考える

茨城県は車社会であり、多くの世帯が自家用車を所有しています。
住居費を考える際には、家賃だけではなく、駐車場代も含めた「実質的な住居費」で判断することが大切です。

例えば家賃が70,000円でも、駐車場代が月5,000円かかる場合は実質的な住居費は75,000円。10,000円になると、合計で80,000円を支払っていることになります。
家賃だけで判断するのではなく、駐車場代を含めた金額が手取り収入の何%にあたるのかを確認することが重要です。

住宅購入に必要な資金はいくら?

住宅購入時には、物件価格の5%~10%程度の自己資金があると審査や金利面で有利になります。
近年はフルローンも増えていますが、可能な範囲で準備したほうが安心です。

また、適用金利が融資率によって決まる金融機関も多く、例えば「フラット35」では融資率が9割以下か9割超かによって適用金利が異なります。
審査条件や適用金利、その後の返済負担を踏まえると、可能な範囲で自己資金を準備したほうが安心です。

住居費を抑えたいときには、家賃が低い物件を探すことを優先しがちです。
しかしそれだけを優先すると、通勤や通学、日常生活の利便性が下がり、結果として交通費や時間的負担が増える可能性もあります。
大切なのは、家賃を無理に削ることではなく、家計全体を見直しながら、「無理のない水準に調整すること」です。

固定費を見直して「家賃余力」を作る

まず取り組みたいのが、毎月支払う固定費の見直しです。
例えば次のような支出は、工夫次第で大きく抑えられます。

通信費のプラン、生命保険や医療保険、サブスクリプション 通信費のプラン、生命保険や医療保険、サブスクリプション

これらを見直せば、毎月数千円から数万円程度の余力が生まれる可能性もあります。
家賃だけを下げるのではなく、まずは家計全体を最適化する方法を考えてみましょう。

家賃を抑える具体的な方法

次に考えたいのが、家賃を抑えるための具体的な方法です。
例えば次のような視点で物件を探すと、家賃負担を軽減しやすくなります。

駅から少し離れたエリアを検討する、築年数の条件を広げる、希望地に隣接する市町村も選択肢に入れる 駅から少し離れたエリアを検討する、築年数の条件を広げる、希望地に隣接する市町村も選択肢に入れる

一般的に駅周辺や築浅物件は家賃が高くなる傾向があるため、エリアや築年数の幅を広げれば、家賃を抑えやすくなります。
ただし、利便性の優先順位を下げると金銭面以外の負担が増える恐れがあるため、通勤手段や生活圏とのバランスも含めて検討しましょう。

補助金やローンを利用する

入居に伴う初期費用が足りないときには、補助金制度やローンを活用するのも一案です。
茨城県では新生活を支援する制度として「結婚新生活支援事業」があり、要件を満たせば最大60万円が支給されます。
夫婦ともに39歳以下で、世帯所得が500万円未満の場合、新生活にかかる費用として最大30万円(夫婦ともに29歳以下の場合は60万円)が支給されます。

出典)結婚新生活支援事業(茨城県)

また、常陽銀行の「常陽フリーローン」なら資金用途に制限がなく、最大500万円の融資を受けることができます。
借入可能金額や条件は申込時の審査によって異なるため、詳細は以下から確認してみてください。

常陽フリーローン

最後に、家賃目安を考えるときによくある質問にお答えします。ここまでに浮かんだ疑問や不安をしっかり解消しておきましょう。

Q

ボーナスは家賃計算に入れて良い?

Q

手取りの30%を超えたらいけない?

Q

収入が不安定な場合、家賃はどう考えれば良い?

Q

茨城県は車が必須と聞きますが、家賃の目安は変わりますか?

Q

実家から独立する際の初期費用の目安は?

賃貸物件の家賃を無理なく支払うためには、駐車場代も含めた実質的な住居費が手取り収入の25%~30%以内になるような物件を探すことがおススメです。

とくに将来マイホームの購入を検討している場合は、家賃を25%以内に抑え、頭金や諸費用の準備に充てられる余力を確保することが大切です。

長期的なマネープランや住宅購入に向けた資金計画については、ご家庭の状況によって適した考え方が異なるので、自分たちだけで判断せず、お金の専門家である金融機関への相談が安心です。
常陽銀行でも窓口での相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

店舗相談を予約する

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
コラム内容を参考にする場合は、必ず出典元や関連情報により最新の情報を確認のうえでご活用ください。

以 上