ベビー用品のおススメとは?赤ちゃんのことを考えて出産前にそろえよう

ベビー用品のおススメとは?

 お子さまが生まれるまでにある程度の用意ができていると、楽しみが大きくなるだけでなく、育児の負担軽減にもつながります。

 そこでこの記事では、おススメのベビー用品を用途別に紹介します。今回は食事・日常生活・外出時の3つの用途に分けて解説します。ぜひこの記事を参考に、出産前に必要なものをそろえておきましょう。

食事に役立つおススメベビー用品

食事に役立つおススメベビー用品

 初めに、食事に役立つおススメのベビー用品を3つ紹介します。お子さまが元気に育つために大切な授乳や食事は、回数も多く大変な作業です。役立つベビー用品を用意しておくと負担軽減につながり、安心でしょう。

授乳期間中の「哺乳瓶」

 哺乳瓶はミルクの他、白湯や果汁を飲ませるときにも使うことができます。母乳育児を考えている場合でも、冷凍母乳を与える際に使うこともあるので用意しておくと安心です。

 成長とともに飲む量が増えていくので、サイズで迷ったら最初から大容量の哺乳瓶を買っておくと良いでしょう。持ち歩きやお子さまが大きくなってから自分で持って飲むことを考え、大小のサイズを用意する人も多いです。

 また、哺乳瓶につける乳首もいくつかストックをしておくことをおススメします。月齢によってサイズや飲み心地が違うことはもちろん、同じ乳首ばかりを使っていると交換した際に飲みが悪くなる恐れがあります。いくつかのストックをランダムに使うと良いでしょう。

 最近では外出時に使える使い捨ての哺乳瓶も取り扱われています。市販の液体ミルクをそのまま飲むことができて便利です。必要があれば購入しておきましょう。

赤ちゃんの好みに合った「粉ミルク」

 粉ミルクも用意しておくと安心です。母乳育児の予定でも、災害時や体調不良のときに役立つのでストックしておきましょう。

 粉ミルクはどのメーカーでも、基本的な栄養成分は厚生労働省の基準に沿っています。アレルギー反応が起こる場合を除いて表示成分や追加栄養素を細かく気にする必要はないでしょう。

 一般的な缶タイプから、計量しやすいキューブタイプ、処分しやすいプラスチックケースまで、粉ミルクの種類は多様になっています。使いやすさや保管のしやすさなど、好みや用途に合わせて選ぶことをおススメします。

 ただし、赤ちゃんによっては味の好みが異なる場合もあります。最初から大容量のものを購入せず、少量の商品を購入して試してみると安心です。

離乳食に備えた「ブレンダー」

 少し先の話に思われるかもしれませんが、離乳食に備えたグッズをそろえておくと安心です。赤ちゃんが生まれると、あちこち買い物に出かけるのは難しくなります。細かいものまで用意する必要はありませんが、吟味したい大きなものや家電などは出産前にそろえておくと良いでしょう。

 特にブレンダーはおススメです。離乳食の始めは、何でも細かくすりつぶして嚥下しやすくする必要があります。ハンドブレンダーがあれば、簡単に好みの固さにつぶすことができます。また、離乳食が終わっても料理の時短に使うことができ、無駄になりません。

 ただし、ものによっては大きな音がするブレンダーもあるので注意しましょう。赤ちゃんが寝ていても使いやすいよう、静音性の高いものをおススメします。

日常の育児で必要になるおススメベビー用品

 日常の育児でもさまざまなベビー用品が必要です。おむつ替えや沐浴など、日常の育児を少しでも楽にするために役立つおススメのベビー用品を紹介します。

機能性に優れた「おむつ」

 おむつは育児をするうえで必要不可欠なベビー用品の1つです。種類がさまざまあってどれを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

 迷った場合には機能性で選びましょう。通気性・吸水性・密着性・利便性・経済性の5つのポイントで判断することをおススメします。また、月齢やサイズに合ったものを選ぶことも大切です。

 紙おむつか布おむつかで迷っている場合は、トータルの費用や扱いの手間で考えると良いでしょう。布おむつは肌に優しいため、おむつかぶれなど肌トラブルがあるときに限定して使用する人もいます。ただし、保育園や一時保育の利用を考えている場合、園や施設の方針によっては布おむつの使用が難しいこともあります。処分のしやすさやおむつ替えの手間を考えるなら、紙おむつのほうがハードルが低いでしょう。

毎日使うことになる「おしりふき」

 おしりふきもおむつと同様に毎日使うことになるため、準備が必要です。

 たくさん消費するので、コストパフォーマンスが高いものを選ぶ人が多いです。しかし、安価なおしりふきは薄く、使いにくいこともあります。価格が抑えられても、使い勝手が悪く何枚も使ったり、赤ちゃんのおしりがかぶれたりしてしまっては意味がありません。

 特に新生児の時期は肌が弱く荒れやすい傾向にあります。肌が安定する間だけ、品質の良いおしりふきを利用するのもおススメです。赤ちゃんの肌を考え、厚手で使い勝手の良いものを選びましょう。

月齢と季節で変わる「肌着」

 赤ちゃんの肌着にはいくつか種類があり、月齢や季節によって使い分ける必要があります。新生児が使える主な肌着は次の3つです。

  • 短肌着:お腹まで隠れる新生児向け肌着
  • 長肌着:短肌着に重ねて着る肌着
  • コンビ肌着:おしりまで隠れ、足元のボタンをとめるとはだけにくい

 赤ちゃんは成長がはやいため、生まれる時期によっては必要のないものも多いです。先を見据えてサイズや購入するものを選びましょう。

用途に合わせた「クッション」

 さまざまな用途に役立つクッションもそろえておくと便利です。例えば次のようなクッションがあります。

  • 授乳クッション
  • 寝かしつけ用クッション
  • せんべい座布団

 授乳クッションは、母乳が飲みやすい高さに赤ちゃんを優しく支えてくれるため、無理のない姿勢で授乳ができます。妊娠中の睡眠用に購入した抱き枕やクッションを授乳クッションとして利用する人も多いです。

 クッションは直接赤ちゃんに触れるため、肌触りがよくへたりにくいものを選びましょう。また、寝かしつけ用のクッションやせんべい座布団など、赤ちゃんが寝るためのクッションは、窒息を防ぐため必要以上に沈みすぎないかどうかも大切です。

ケガ防止のため「コーナーガード」

 赤ちゃんが動き回るようになると、家具の角など鋭利で硬い部分はケガのもとです。コーナーガードを購入して、家具や柱に取り付けておくと安心です。厚みのある素材なのか、はがれにくいかなど実際に触って購入できると良いでしょう。

 動かないうちは大丈夫と思っていても、赤ちゃんは環境の変化に敏感です。動けるようになってから設置すると、「ここが変わっている」と過度に興味を持ってしまう恐れがあります。また、生まれる前に準備しておくことで、成長の早い赤ちゃんをゆとりある心で見守ることにもつながります。

収納性に優れた「ベビーバス」

 生まれたばかりの赤ちゃんは、大人と同じ湯舟で入浴しないこととされています。赤ちゃんは清潔なお湯で沐浴させる必要があるためです。そこで必要なのがベビーバスです。

 ベビーバスにはさまざまな種類がありますが、おススメは収納性に優れたベビーバスです。折りたためるものやエアーで膨らませられるものがあります。ベビーバスでの沐浴が推奨されるのは生後1カ月ごろまでなので、使わなくなっても保管に困らないもののほうが役立つでしょう。

 また、一緒の湯舟に入るようになっても、身体を洗うためにベビーバスを使ったり、赤ちゃんを待たせておくスペースとして利用したりすることもあります。浴室のサイズや用途を考えて選びましょう。

外出先でおススメのベビー用品

 出産からある程度落ち着いたら、健診や買い物、帰省など、赤ちゃんを連れて外出する機会も多くなります。赤ちゃんを連れての外出は、大人だけのときよりも荷物や注意点が多いので気疲れしやすいです。外出を少しでも楽にするために、外出先でおススメのベビー用品を紹介します。

授乳のために「ケープ」

 外出先で授乳する機会も多くなります。人の目がある場所で授乳しなければならなかったり、ベビールームに仕切りがなかったりして困ることも多いです。そこで、授乳ケープがあると安心です。

 ケープには、ストール型やポンチョ型などさまざまなデザインがあります。赤ちゃんや乳房を隠すという目的は同じなので、好みや使い勝手に合わせて選びましょう。また、赤ちゃんを抱っこしやすいベビースリングを授乳ケープとして代用するケースもあります。

転落を防ぐ「チェアベルト」

 赤ちゃんを連れて外食に出かけることもできます。お座りができるようになったら、チェアベルトを装着することでお店の椅子にお子さまを座らせることも可能です。離乳食が始まっていれば、外出先で座らせて与えることもできるので、持っておくと便利です。

 チェアベルトは多様で、固定方法もさまざまあります。使う場面やよく使う施設の椅子の形状を想定し、安全性を確保できるものを選びましょう。また、食事に使うことを考えて汚れても手入れが簡単なものを選ぶと安心です。

ベビー用品の持ち運びに「マザーバッグ」

 赤ちゃんを連れた外出では荷物が多くなりがちです。かさばるベビー用品を簡単に持ち運べるマザーバッグの準備もしておきましょう。

 マザーバッグにもさまざまありますが、両手が空くリュックタイプをおススメします。リュックタイプなら大容量で、両肩で支えるため重さも感じにくいです。ポケットが多く、荷物を整理しやすいものを選びましょう。

あやすための「おもちゃ」

 電車や施設内で泣き出してしまうことを考えて、あやすためのおもちゃもマザーバッグに忍ばせておきましょう。

 外出用に新しく用意するのではなく、自宅で使用して気に入っているものを持っておくと安心です。ただし、大きな音の鳴るものや投げて遊んでしまうものは、外出先では迷惑になることもあるので注意しましょう。

 また、買い物でもらったビニール袋など、思わぬものが活躍して泣き止むこともあります。お子さまがどういったものに興味を持つか、普段から観察しておきましょう。

常陽銀行で子育て世代におススメの将来の備え

 紹介したように、出産前にも準備にたくさんのお金が必要です。生まれてからもお子さまの性格や体質によって、追加で購入しなければならないものも増えていくでしょう。

 余計な出費を減らすことも大切ですが、将来に備えてコツコツと資産形成を行うことも必要です。そこで、子育て世代におススメの常陽銀行でできる将来への備えを紹介します。

資産形成にNISA

 NISAとは、投資による譲渡所得・配当所得が非課税になる中長期の資産形成を応援する制度です。通常、投資を行うと、利益や受け取った配当金に対して税金がかかりますが、「NISA口座」で得た配当金や売却益は一定期間非課税で受けることができます。

 NISAでは毎月一定額を積み立てていく「積立投資」と好きなタイミングで投資する「一括投資」という方法があります。

 子どもの成長に合わせて毎月コツコツ積み立てをしながら、ボーナスなどまとまったお金が入った時は一括で投資するなど、柔軟に資産形成を行うことができます。また、いつでもお金を引き出すことができるので、急にお金が必要になった時でも心配いりません。

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iDeCo

 将来に備えながら、税制メリットも受けられるのがiDeCoです。iDeCoは個人型確定拠出年金制度の略称で、自身で運用しながら積み立てる私的年金制度を言います。

 iDeCoは年金制度の1つであるため、積立金の受け取りは60歳以降です。しかし、iDeCoを利用することで以下の税制優遇が受けられます。

  • 毎月の掛金が全額所得控除される
  • 運用利益が非課税
  • 給付金の受け取りも一定額まで非課税

 このように、将来に備えながら税金の負担を軽減できるため、少しでも節約したい子育て世代にもおススメです。

まとめ

 生まれてくる赤ちゃんを思って、ベビーグッズを用意するのはとても楽しい時間でしょう。

 出産前に用意したいベビー用品は、紹介したもの以外にもたくさんあります。中には、「役立つから」と購入したものの、生まれた赤ちゃんの性格や好みによって使えないグッズも出てくるものです。赤ちゃんは成長が早いため、あまり使わないままサイズアウトしてしまうことも多々あります。

 余計な出費を増やさず、出産後やお子さまの将来に備えてお金をのこしておくためにも、購入するベビー用品に優先順位をつけることをおススメします。ベビー用品は、出産直後に使うものから、少し大きくなってから使うものまでさまざまです。優先度の高いものからそろえていくことで、無駄なく安心の準備が整うでしょう。

(2024年1月4日)

本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
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以 上

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