主婦のへそくり、こっそり楽に貯める方法

主婦のへそくり

 へそくりをしたことがありますか?または今、へそくりをしていますか?主婦のへそくりは夫の2倍以上あるとか。主婦のへそくりは何に使われているの?どのように楽に、楽しく、貯めているのかをご紹介します。

妻のへそくり額は夫の倍以上

 明治安田生命が2015年11月に発表した、『いい夫婦の日』アンケート調査の項目の一つに「へそくりはいくらありますか?」という質問があります。

 その結果によると、平均で929,601円という結果が出ました。しかし、夫婦別での結果は、妻のへそくりは夫のへそくりよりなんと約2.2倍の1,268,446円もあったんです。さらに10人に1人は200万円以上という回答が寄せられたそうです。

 また男女別でへそくりの有無を聞いたところ、男性29.9%、女性の42.5%が持っていると回答しています。

 金額もさることながら、へそくり保有率も男性より女性の方が大きく上回っています。

へそくりを貯める目的は?

 では、何のためにへそくりをするのでしょうか?

 同調査の結果、女性の8割近くは『いざという時のため』と回答してます。あえてへそくりとして貯めておいて、それをもとに生活費や教育費のために使う方もいます。

 また、違う調査では「自分のおこづかいのため」という回答が上位に挙がっています。趣味や、衣服、アクセサリーなど自身のために、使う方も多いようです。

 それ以外には、離婚してしまったときのための生活資金やマンション購入など、生活自体を新しくするためにコツコツとへそくりを殖やしている人もいるようで、その理由は人によってさまざまです。

主婦におすすめのへそくり

 へそくりの方法では「銀行預金」「現金」が一般的のようですが、その貯め方も人それぞれです。その中でもおすすめのへそくり方法をご紹介します。

500円玉貯金

 お気に入りの箱や貯金箱に500円玉を貯めていきます。一年に10万円を貯めるためには、月に8,333円。週にして2500円余り。1週間に500円玉5枚ずつ貯めていけば目標達成します。できれば、増えていく様子が目に見えてわかる箱などに入れていくのがおすすめです。

電子マネーを使ってチャージ

 今では多くの人が持っている電子マネー。この中にへそくりをチャージしていきます。財布に千円札があるときはそのうちの一部を、電子マネーに入れて貯めていく方法です。

 この方法のメリットは現金を持たなくてもいいこと、残高が第三者にはわからないことです。デメリットは、普段使う電子マネーだと、家計の分と一緒になってしまい分かりづらくなるので、別に管理した方がいいかもしれません。

投資信託・株式投資

 預金の利息は期待できないため、投資信託や・株式投資で運用する方法。へそくりでためたまとまったお金や、夫は知らない独身時代の自分の貯金を運用に回している方もいますね。

 一般的には、へそくりはすぐに使うものでもないため、長期投資に向いています。リスクをよく理解した上で、へそくりの一部を運用してみるのもいいかもしれません。

預金通帳に入れる

 外食するのを我慢したり、家計を見直したり、節約したその金額分の一部を自分の口座に入金していきます。通帳に記帳された金額が目に見えて貯まっていくワクワク感を楽しむことができそうですね。

夫にばれないように貯めるには

 夫にばれないように貯めるには、やはりコツコツとつもり貯金で貯めていくことが安全でしょう。夫が気づくほどの金額をへそくりしていると家計は破たんしてしまいます。

 へそくりと言っても、その多くは、「買ったつもり」という、少しの我慢のたまものかもしれません。

 現金でへそくりをためている方も多いと思いますが、夫にばれないように貯めるには金融商品を利用することも一つの方法です。

 上記にも紹介しましたが、殖やしたいという方は投資という選択肢もあります。将来海外旅行を考えている方なら、外貨預金も良いかもしれません。

 ただ、それぞれ取引報告等が届きますので、自分以外の人に見られないよう注意をしてくださいね。

NISA

 へそくりした分を投資で少しでも効果的に増やすための方法として、NISA(少額投資非課税制度)というお得な制度があります。投信や株式等に投資をして生じる値上がり益、配当金等が非課税になる制度です。

 2024年からは制度が改正され、非課税期間が無期限になるなど、注目度が増しています。せっかくのへそくりを上手に運用してみてはいかがでしょうか。

NISAを始めよう!

定期預金

 現金で持っているとすぐに使ってしまう、とりあえず使わないようにする、簡単な方法として、ATMでも預入できる定期預金はいかがでしょうか?スマホアプリでも手続きが可能です。

定期預金についてはこちら

外貨預金

 外貨で運用する商品として、外貨預金があります。円預金より相対的に金利が高いことと、預入時より円安になれば為替差益が得られるというメリットがあります。もちろん為替差損が発生する場合がありますので、リスクを正しく理解することが大切です。

外貨預金についてはこちら

(2024年1月4日)

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以 上

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