調和&先駆 行員紹介 02

支店管理

村上 修平

副支店長 2002年入行

行員の成長につながる
人員配置を考える

 副支店長の大きな役割は、支店長をサポートし、支店の営業目標達成に向けて組織を最適化していくことです。銀行は人事異動により頻繁にメンバーが入れ替わるので、その時々で最適な人員配置に配慮する必要があります。例えば、法人担当か個人担当向きか、法人なら企業の業種や規模、経営者の考え方なども考慮し、さらにその異動が行員にとって成長機会となるように判断しています。私が目標としているのは、風通しが良くコミュニケーションが取りやすい組織づくり。銀行員の仕事は1人でできるものではないため、円滑な人間関係が重要な要素となるからです。
 また、営業現場では毎日何かしら問題や困り事が発生しますが、支店長と共にそれらを解決するのも副支店長の業務です。それ以外にも、法令等遵守担当者・情報セキュリティ責任者・内部管理責任者・職場研修管理者など、さまざまな役割を担っています。

自分で考える習慣と
常識力を身に着ける

 部下の育成においては、自分で考えること、自分なりの意見を持つことを大切にしています。そのため何か質問をされたときに「どうすれば良いと思う?」と問いかけ、自分で考える習慣が身に着くようにしています。どんなビジネスでも、業務を進めていく過程では常に「判断」が求められます。その時々で正しい判断ができないと、組織の目標が達成できず、業務が行き詰まります。そうならないために、世の中の動きや自社・自分の置かれた立場から、物事の価値判断を正しくできる「常識力」を身に着ける必要があります。
 もう一つ、私は1日に1回は必ず行員に話しかけるよう心がけています。特に良いことがあった時や成果が上がったときは、必ず声をかけます。行員にとって、自分の努力が認知されていると実感できることが、とても重要だと思うからです。

外部との連携により
可能性が広がる

 今の銀行業務は、営業店の中だけで完結するものは少なくなりつつあります。多様化するお客さまのニーズに対応するため、本部の各部門や業務提携先の企業と連携し、さまざまな金融サービスを提供しています。特に年々重要度を増しているのは、ビジネスマッチングです。言い換えるなら、銀行がハブとなり、お客さまのニーズと、それらを解決するツールを持つ人材や企業を結びつけ、課題を解決して事業を前に進める道筋をつける役割です。
 常陽銀行の場合、本部のサポート体制が非常にしっかりしているのも頼もしい点です。私たち営業店からの相談に対応する担当者がいるため、自分がどうすれば良いか分からない課題に直面しても、悲観的になることも困ることもありません。行内の誰かに相談すれば必ず解決できます。そういった面からも、長年働いてきた私自身、人に優しい銀行だと実感しています。

学生の皆さんへ 
~新しい発想で挑戦するチャンス!~

 今働く支店には、1年目の行員からシニア行員まで幅広い年齢層が在籍していますが、年齢差があっても会話が多く、コミュニケーションを取りやすい雰囲気です。私は、新人行員の声をぜひ聞きたいと思っています。なぜなら、新人行員の感覚がまさに今の社会の感覚であり、私たちが当然だと思い込んでいる銀行のやり方に対して、新鮮な角度から何か気づくことができると思うからです。時代の流れの中で銀行業務が様変わりする中、本部では新しいビジネスの創出を目指して人材を募集し始めました。学生の皆さんにとって、銀行で新しいことに挑戦するチャンスの時です。新しい発想のできる方に入行していただければうれしく思います。