Banker

行員紹介

東北から関東へ、
家族のために転職を決断し
銀行員として働き続ける。

法人渉外

柿﨑 潤

下市支店 営業課 支店長代理
2022年4月入行

銀行員としてステップアップしたいから
より規模の大きな常陽銀行にチャレンジ

 私は生まれ育った青森県の地方銀行に勤務し、14年が経っていました。転職のきっかけは、社会人野球チームからの引退とコロナ禍という大きな変化が重なり、家族と過ごす時間が増えて今後の人生を考えたことです。その中で、妻の生まれ故郷である茨城県に移住・転職するという一つの選択肢が浮かびました。36歳という年齢や、小学校入学を控えた子どものことを考えても、「転職するなら今しかない」と判断。ただし、茨城県の地方銀行なら常陽銀行の一択で転職活動を進め、もし不採用なら青森県に留まるつもりでした。
 地方銀行の中でも規模が大きい常陽銀行は、私にとってこれまでよりもチャレンジングな環境に映りました。ですが、これまでのキャリアに加え、新たな環境で経験を積むことで銀行員としてさらにステップアップできるチャンスでもあると捉え、キャリア採用の選考に応募しました。無事に入行が叶い、すぐに茨城での生活に馴染んだ家族の姿を励みに、新しい職場で自分を磨いています。

法人渉外で前職の経験を生かしつつ
ITツールで業務フローを確認

 入行して最初に感じたのは、東北に比べ関東は競合する金融機関が多く、業務のスピード感があることです。全力で取り組まなければついていけないと、着任早々気合いが入りました。
 私の担当は前職と同じ法人渉外で、融資業務を中心にビジネスマッチングなどのコンサルティング営業を行っています。ご提案を成約に導くため、“まずお客さまとコミュニケーションを密にとって信頼関係を築く”という面では前職の経験を生かすことができています。
 一方で苦労したのは、同じ地方銀行とはいえ使用する用語、業務フロー、商材などが違うため、行内での意思疎通やお客さまとの手続き面で戸惑ったことです。その助けとなったのは、業務用スマホなどの端末から動画でマニュアルを見ることができるTeachme Biz、行内規程や手続方法などを確認できるJホームラーニングなどのITツールです。手続きが正しいかどうか少しでも不安があれば、どこでもすぐに確認できます。他にも、GPSと連動した訪問管理アプリにより帰店後の日報作業が省力化されるなど、常陽銀行はIT化が非常に進んでいると実感しています。

一つの仕事を終えると
一つの新しい人脈ができている

 転職するときに期待した通り、現在は仕事を通して日々新しいことを学んでいます。常陽銀行は特に、首都圏の情報から海外の情報まで取り込む情報量が圧倒的で、本部にはそれらの情報を生かすための専門部署があります。その専門家集団と連携して渉外活動ができるのは、最大の強みといえます。当初は誰に相談すれば良いか手探りの状態でしたが、案件毎に新しい出会いがあり、一つの仕事を終えると一つの人脈ができています。銀行員にとって人脈は非常に大切なものであり、それにより自分ができる仕事の幅が広がっていくことを再認識しています。
 日々お客さまと接する際に強く感じるのは、常陽銀行のネームバリューが地域でいかに大きいかということです。私の目標は、そのネームバリューに恥じないよう、堂々と胸を張って「常陽銀行の柿崎です」と言えるようになること。その自信を得るために、真摯に経験を積み、上司や同僚に臆せず質問しながら知識を蓄えていきたいと考えています。