貯金できない人とできる人、その違いとは?

 貯金したいのに全然貯金できない・・・そんな方にはいくつかの特徴があります。お金を貯めることが苦手な方でもしっかり貯める体質に変わることができる、とっておきの方法をお教えします。

貯金できない人とできる人

貯金ができない人とできる人の違いとは

 貯金が得意な人、苦手な人では考え方や行動に大きな差があります。

 言い換えると、お財布から出ていくお金(クレジットカードを含む)の管理に計画性のある人とない人です。

 もちろん、今の時代、カードで支払えばポイントが付与されるなど色々なメリットがありますから、そのためにあえてクレジットカードで払う人もいるのでしょう。問題なのは計画内の出費であるか?計画内のカード決済なのか否か?になってくるわけです。

【貯金ができない人の思考回路】

  • ひと月に使う額、貯金や突然の出費のために残す額を決めていない
  • 計画を立てずクレジットカードで支払いを行い、引き落とし額を把握していない
  • 貯金したいけど目標額を決めていない
  • 残ったお金を貯金するという考え方がない

【貯金が得意な人の思考回路】

  • クレジットカードを使用する場合も、計画内の金額であり、いくら使ったか把握できている
  • 貯金の最終目標額と、毎月の貯金額を決めている
  • 給料振込直後に積立を引いて残りで生活する
  • 急な出費のための資金を残して生活できている

貯金が楽しくなるための第一歩とは

 貯金ができない人がまずやるべきことは、月の収支を考え直してみることから始めましょう。

 いきなり貯金額を決めても、無理なことなら続きません。また、貯金額を残したいがためにクレジットカードで支払いを済ませてしまうなど、本末転倒にもなりかねません。入ってくるお金のわりには出費の多い方で、手持ちのお金がないためにカードを利用してしまう方も少なくないと思います。少しでも支払いを先送りにしてしまう考え方です。このやり方ではいつになっても貯金はできません。

 まずは、出費を抑える方法を考え、貯金額を決めていきましょう。少額でもいいから、積立を開始してみると、貯まっていくのが楽しみになり、残りのお金で意外と生活できてしまうものです。

 ぜひこの機会にじっくり数字と向き合ってみましょう。

【収入から見る貯金額の目安】

  一般的なお話をすると、貯金額の目安は、手取り収入の10%~20%と言われています。つまり、手取り20万の方は2万~4万は貯金が可能というのがごく普通の考え方となります。それをもとにご自分の出費を考え直してみましょう。

 10%~20%、貯金ができていますか?

 まずは少しずつ、できるところから始めてみましょう。

お金を貯めたくなる!少額積立でNISAを始めよう

 それでは貯金や積み立てが初めての方に初心者でもお試しできる少額積立のご紹介をしましょう。

 貯金…といっても銀行へ少しずつ預けて貯めていく、という時代は終わりつつあります。今は少額から始められる投資信託、NISAが大変人気です。皆さまはNISAをご存じですか?通常、株式や投資信託などから得られる配当や譲渡益には所得税や地方税がかかりますが、NISAを利用すると新規購入分を対象に、その配当や譲渡益が非課税になります。2014年1月からスタートしたNISA(ニーサ)=少額投資非課税制度は2024年から新しくなり、年間の投資上限額が増額になったり、非課税期間が無期限になるなど、より長期的な資産形成がしやすい制度に変更になりました。

 NISAでの投資方法はまとまったお金での「一括購入」、毎月一定額を購入する「積立投資」が可能です。「積立投資」は一度申し込みをすると自動的に積み立てがされるため手間なく資産形成をすることができます。常陽銀行の積立投資信託なら月々1,000円から始めることができるので、まずは少額からスタートしてみるのはいかがでしょうか。

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(2024年1月4日)

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以 上

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