電子決済等代行業者との連携及び協働に係る方針

1. 電子決済等代行業者との連携及び協働に係る基本方針

株式会社常陽銀行(以下、当行)は、「健全、協創、地域と共に」という経営理念のもと、地域への円滑な金融サービスのご提供に取り組んでおります。銀行業務の健全かつ適切な運営及び利用者保護を確保しつつ、電子決済等代行業者との連携及び協働を通じて、デジタル社会の進展やお客さまニーズの多様性に応じた最適で付加価値の高い金融サービスの提供に取り組んでまいります。

2. API連携に係る体制整備

当行は、お客さまが安心・安全に利便性の高いサービスをご利用いただけるよう、別途定める基準に合致した電子決済等代行業者(※)とのAPI連携を可能とする体制の整備をしております。

  • 更新系APIの体制整備
    当行は、個人及び法人のお客さまの当行口座間の資金移動に係るAPI連携に必要な体制の整備を完了しております。
  • 参照系APIの体制整備
    当行は、個人及び法人のお客さまの口座情報照会に係るAPI連携に必要な体制の整備を完了しております。
  • 銀行法等の一部を改正する法律(平成二十九年六月二日公布)による改正後の銀行法に定める事業者で、当行が別途定め公表する予定の「電子決済等代行業者との接続に係る基準」に合致し、当行との間で電子決済等代行業に係る契約を締結した事業者。

3. API連携に係るシステムの設計・運用に関する事項

当行が提供するAPI連携に係るシステムの設計、運用及び保守については、当行の勘定系システムの開発、運用を委託している日本アイ・ビー・エム株式会社に委託します。
また、当該システムについては、「オープンAPIのあり方に関する検討会」(事務局:一般社団法人全国銀行協会)による「オープンAPIのあり方に関する検討会報告書」(2017年7月13日公表)記載の開発原則に準拠する方針です。

4. API連携に係る担当部署

当行の電子決済等代行業者との連携及び協働に係る部門の名称及び連絡先は以下のとおりです。
 経営企画部 DX戦略室 (連絡先:it-strategy@joyobank.co.jp)

5. 参考情報

当行が提供するAPI機能は以下のとおりです。(2020年9月30日時点)

対象のお客さま 認証種類 参照系 更新系
個人のお客さま 口座番号認証 残高照会(普通預金、貯蓄預金)
入出金明細照会(普通預金、貯蓄預金)
口座番号照会(普通預金、貯蓄預金)
振込、振替(普通預金)(※)
契約者番号認証 残高照会(普通預金、貯蓄預金、当座貸越、定期預金)
入出金明細照会(普通預金、貯蓄預金、当座貸越)
口座番号照会(普通預金、貯蓄預金、当座貸越、定期預金)
法人のお客さま 契約者番号認証 残高照会(普通預金、当座預金、通知預金)
入出金明細照会(普通預金、当座預金)
振込入金明細照会(普通預金、当座預金)
口座一覧照会(普通預金、当座預金、通知預金)
振込、振替(普通預金)(※)

当行口座間に限ります。

以上
2020年9月17日公表

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