第4回 Joyo High school テックコンテスト
Joyo High school テックコンテストは、アプリ・ソフトウェア・IoT関連作品を通じて、高校生等の斬新なアイデアの発掘および地域における将来のIT人材発掘・育成を目的として実施するコンテストです。
募集対象
以下に沿った作品を募集します。
- 過去に他の大会で受賞した作品は除きます。
- アプリ・ソフトウェア作品
- IoT関連作品
応募資格
- 茨城県内の高校に通学する高校生
- 茨城県内の併設型中高一貫教育校・中等教育学校生(一貫校附属中・中等教育学校前期課程在籍者を含む)
-
茨城工業高等専門学校の1~3年生
個人およびチームのいずれでも可(1チーム4名以内)といたします。
- 審査結果等のご連絡先として、指導教員の氏名および連絡先を下記エントリーフォームに入力してください。
募集期間
2024年6月6日(木)から2024年10月31日(木)まで【期日必着】
表彰等について
表彰については、最優秀賞、優秀賞のほか各賞をご用意しています。
各部門の最優秀賞には茨城県教育委員会教育長賞を併せて授与します。
上記項目の詳細、審査関連については、募集要項をご覧ください。
応募方法
- エントリーのお申し込み
下記「エントリーはこちらから」をクリックのうえ、エントリーフォームへ必要事項を入力・送信してください。
エントリーはこちらから - 企画書の作成・提出
エントリー完了後、企画書に必要事項を入力のうえ、電子メールでご提出ください。
(宛先:joyo-techcon@joyobank.co.jp 容量:10MB未満)
技術相談窓口について
今回より技術相談窓口を開設します。相談はMicrosoft Teamsのチャット機能にて行います(詳細はエントリー後ご連絡します)。
ご相談のお申し込みは、エントリー時に技術相談窓口の利用希望をご選択いただくか、エントリー後に電子メールで事務局までご連絡いただくようお願いします。
ご相談の際は、相談内容明確化の為、予め可能な範囲で上記(2)の「企画書」を作成してください。
期間 | 8月上旬(予定)~10月31日(木) |
形式 | チャット形式 (Microsoft Teams) |
内容 | 作品の制作にかかる技術的な課題に関する相談 (応募方法など、コンテスト全般のお問い合わせは運営事務局へ) |
協力 | 茨城大学 鈴木智也研究室・東洋牛久ICT Lab |
お申込先 (事務局) |
Joyo High school テックコンテスト事務局((株)常陽産業研究所) 〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1丁目5番18号(常陽郷土会館4階) TEL:029-233-6734 |
joyo-techcon@joyobank.co.jp |
関係書類ダウンロード
関係書類は、以下のアイコンをクリックいただくとご覧いただけます。
応募の際には、「企画書」をダウンロードしてください。
第3回受賞作品について
最優秀賞
「土砂災害予測検知情報共有システム:OBKIS」
つくば工科高等学校 OBKIS(オブキス)
優秀賞
「バーチャルマウス エアリアル」
IT未来高等学校 長島 昇平
入賞
「Cathy」
つくば工科高等学校 ロボット工学科課題研究生活班
-作品概要-
センサとChatGPTを組み合わせた健康管理システム。体温等をセンサを用いて計測、記録を行い一元管理することのできるセンサ系システムに加え、音声認識とChatGPTを組み合わせたチャットボットにより、介護者の心身の健康を維持するシステムを構築している。
入賞
「文化祭混雑チェッカーの開発と評価」
東洋大学附属牛久高等学校 東洋牛久ICT Lab
-作品概要-
文化祭の混雑状況確認システム。混雑状況やその情報更新の時間の確認、校内マップ機能を有する。センサー類を使用せず、運営生徒により入力された情報をリアルタイムで共有できるシステムであり、実装および在校生によるシステム評価も実施。更なる改善を図る。
最優秀賞
「『ポケットガイド』と行く発信型常陸国ロングトレイル体験」
太田第一高等学校 常陸国ロングトレイル応援団
優秀賞
「英文解釈評価モデル」
水戸工業高等学校 水戸工業AI推進課
審査員長特別賞
「日立市民そして日本の人たちを守るライト」
日立第一高等学校附属中学校 沖川 暖真
-作品概要-
マイクロビットを活用した防災プログラム。震度の大きい地震発生時に警報ライト・警告音を鳴らすと同時に、情報収集や避難で必要となる、テレビや部屋の照明の電源制御を図るもの。現時点ではサーボモーターを活用し物理的にスイッチをONする手法だが、将来的には無線通信を活用した確実な制御を図る。
入賞
「ミンマモ」
水戸商業高等学校 薄井 衛太
-作品概要-
行方不明者およびその身内等を対象とした通知システム。スマホ等のGPS機器を有さない方も対象。行方不明場所(推定含む)の周辺住民に、行方不明者情報の通知(捜索依頼)をいつでも発信できる機能を有する。行方不明者の一覧やライブカメラの場所表示等により、地域皆(ミン)で、行方不明者を守(マモ)ろうとする作品。
入賞
「装い.com」
水戸商業高等学校 大森 悠暉
-作品概要-
服装選びサポートおよびフリマアプリ。利用者自身の属性(身長・体格等)や所持する服・アクセサリー等をアプリに登録し、AIによる着こなし方の自動生成や、お勧め商材の購入を可能とする。販売は、余剰在庫や処分予定の原材料(生地等)を抱えている企業等の参加も可とし、利用者全体で環境問題にも取り組もうとする作品。
入賞
「Ota World」
太田第一高等学校 ヤナギーとゆかいな仲間たち
-作品概要-
常陸太田市の課題解決および魅力発信を目的としたRPGゲーム。常陸太田市の文化や歴史、特産物などをストーリー上に盛り込むことで、ターゲット層の小・中学生および高校生に、常陸太田市の良さを知ってもらおうとする作品。
入賞
「めんせつくん」
水戸工業高等学校 大森 翔
-作品概要-
学生・社会人を対象としたスマホでの面接練習アプリ。発せられた音声から、抑揚や訛り、言葉違いなどを判別し、事前に収集した多くの音声データを基に評価・アドバイス等を表示する。自己分析の補助ツールとしてアンケートを作成し、自身の長所・短所を出力できるようにする。
入賞
「脳トレじゃんけん」
水戸工業高等学校 工業技術部
-作品概要-
高齢者向け脳トレシステム。高齢者は情報端末の操作能力に差がある仮説を立て、じゃんけんを利用した簡単な脳トレに絞り込んだ。単純に勝つことを目的とせず、ランダムで勝つ・負けるの指示を表示するなどアクセントを付けるほか、音声・画像認識技術の活用により、高齢者だけでなく子供も遊べることを目指す。
2次審査(プレゼンテーション発表)の様子
第2回受賞作品について
最優秀賞
「NAHsharing」
清真学園高等学校 NAH(ナフ)
優秀賞
「Cloud Forms」
古河中等教育学校 榎本 舷希
-作品概要-
学校で生徒会・各種学校行事等の運営に利用可能なプラットフォーム。学校関係者のみ利用可能で、オンライン目安箱・各種資料の共有・記事投稿等の機能を具備する。独自に制作したマークアップ言語「miniup」を使用し文章の装飾が可能。生徒会・各種委員等の役割により閲覧・編集の権限設定が可能。
テック特別賞
「競技プログラミング初心者のための
アルゴリズムビジュアライザ」
古河中等教育学校 長津 颯馬
-作品概要-
アルゴリズム(基礎的演算、値の比較、条件分岐、手順の繰り返しなどを指示する命令を組み合わせたプログラム)を可視化(ビジュアライズ)することで、プログラミング初心者の理解を深めやすくするとともに、情報科学に興味を持つきっかけ作りを行う。
入賞
「遠隔コミュニケーション・ロボット」
水戸工業高等学校 水工情報ロボット班
-作品概要-
カメラで認識したハンドジェスチャ―(例.手を広げる)を、ハンドロボットの動作に変換できるシステム。前回の当コンテスト優秀賞の進化版。2セット作成することで、遠隔地の人とハンドロボットを通じて触れ合うことが可能(ハンドロボットと握手、等)。
入賞
「Pythonを用いた顔認証システムと非接触型
体温計測システムの作成」
日立第一高等学校 日立第一高等学校白堊研究Ⅱ数学班
-作品概要-
顔認証技術と非接触体温計測システムを組み合わせたシステム。顔認証と体温測定を同時に行い、生徒の属性(クラス・氏名・登校時間)の情報を画面表示させると同時に自動的にExcelへデータを送信する。教員側の出席・検温確認事務負担の低減にも寄与するシステム。
最優秀賞
「タッチでランチ♪」
太田第一高等学校 給食膳隊タベルンジャー
優秀賞
「VEGEFULL」
水戸商業高等学校 とまきゅべつ
入賞
「ストップ Fall accident」
水戸工業高等学校 レンガ ブロック
-作品概要-
マンション等高層建物からの転落防止システム。ベランダ等へ設置した固定カメラが、撮影範囲内に子供のみを感知した場合、親(のスマホ)に通知を発信。手すりからの距離が近くなるとAIの音声機能を使い「危ないから部屋に戻って」という言葉や警報音を鳴らす。
入賞
「野球グラス」
水戸工業高等学校 綿引 栞奈
-作品概要-
野球のストライクゾーンを可視化させる「野球グラス」。審判が着用することにより、グラスにより可視化させたストライクゾーン(長方形の枠)を確認することで、ボール判定の誤審を減らすことができる。リクエスト制度に要する時間の短縮化および試合時間短縮化による節電等の効果も期待できる。
入賞
「フラかる」
竜ヶ崎第二高等学校 宮﨑 大輔
-作品概要-
高校生活のフラストレーション軽減を図るアプリ。事前アンケート調査や研究資料から得たデータをシステムに組み込み、利用者が書き込んだフラストレーションに対して最も効果的と思われるテキストを予測し、利用者へ提示する。利用者の評価を分析することで、システムの学習も進められる。
入賞
「Classroom in VR WORLD 」
東洋大学附属牛久高等学校 東洋牛久ICT Lab(VR班)
-作品概要-
VRによるオンライン授業環境を構築するシステム。学校の教室環境を再現することにより、黒板・ホワイトボードへの記入や、質疑応答・会話を可能にするなど、画面を見るだけのオンライン授業よりも学習効果を高めることに繋げられる。通信高校での応用や、学校見学会等への導入も視野に入れ開発中。
第2回2次審査(プレゼンテーション発表)の様子
第1回受賞作品について
受賞作品一覧
(敬称略、同賞の場合は発表順)
最優秀賞
チーム名 | 水戸工業高校 工業技術部B |
作品名 | TwitterAPI-PHP-IoT機器を連携した災害情報共有システムの研究 |
応募分野 | IoT関連 |
作品概要 | 地震等の災害の被災者が、Twitterの情報や各種センサー・カメラ等により、最新の被害状況を確認・投稿することのできるシステム。 |
優秀賞
チーム名 | 柴沼 纏 |
作品名 | わかるって |
応募分野 | IoT関連 |
作品概要 | スピーカーとマイクから構成される問診装置を利用し、音声認識技術により問診票を作成し、患者と医師が相互にカルテを確認できるシステム。 |
優秀賞
チーム名 | 亀崎 裕登 |
作品名 | WordPlus 確実に覚えられる英単語学習アプリ |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | OCR(光学文字認識)機能を活用し、書籍・教科書等から学びたい英単語を追加することのできる、小学生から社会人まで実際に使える英語を学びたい人向けの英単語学習アプリ。 |
入賞
チーム名 | 水戸工業高校 工業技術部A |
作品名 | 「さとり世代」を取り込む視覚化コミュニケーション・ツールの研究 |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | カメラを利用、ハンドジェスチャーを認識することで非接触で操作することのできるシステム及び画像のアスキーアート変換システム。 |
入賞
チーム名 | 藤原 豪弓 |
作品名 | 片頭痛予測システム:MWS(Migraine Warning System) |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | 気温や気圧等の情報と本人の申告から機械学習の手法を利用し、片頭痛の発生予測・警告レベルを通知するシステム。 |
奨励賞
チーム名 | 上島 大夢 |
作品名 | ぱっと見 |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | 自習室入口で、空席状況(空席数・空席場所)を一目で確認することのできるアプリ。 |
奨励賞
チーム名 | 東洋牛久ICTラボ |
作品名 | スタディータイマー<鉄道列車の旅> |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | タイマーを利用し、勉強時間を教科ごとに登録することで、勉強時間・達成度の確認ができるアプリ。 |
奨励賞
チーム名 | 水工情報1年A |
作品名 | 出席も体温もらくらく確認クン |
応募分野 | IoT関連 |
作品概要 | AIカメラと赤外線温度センサーを使用した、出席・体温確認システム。 |
奨励賞
チーム名 | 水工情報1年B |
作品名 | 教室施錠確認システム |
応募分野 | IoT関連 |
作品概要 | 職員室・各教室の鍵の置き場所に設置した感圧センサーにより鍵の有無を検知し、モニターで施錠状態を確認することができるシステム。 |
奨励賞
チーム名 | 土浦工業 情報技術科 |
作品名 | ブラウザから家電を制御しよう |
応募分野 | IoT関連 |
作品概要 | 外出先や遠隔地から、家電のスイッチのサーボモータを使用した操作や室内環境(室温・湿度・CO2濃度)を確認できるシステム。 |
奨励賞
チーム名 | 関谷 楓チーム |
作品名 | 茨城物語 |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | ティラノビルダーを使用した、茨城県の観光スポットの紹介を交えながら進める恋愛シミュレーションゲーム。 |
審査委員長特別賞
チーム名 | 松橋 彩音 |
作品名 | Convey emotions |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | キーワードやイラストから感情表現をすることで、コミュニケーションを取ることが困難な人たちのサポートをするアプリ。 |
テック特別賞
チーム名 | NAH(ナフ) |
作品名 | NAHSNS |
応募分野 | アプリ・ソフトウェア |
作品概要 | Minecraftのチャット機能とSNS(Discord・LINE)のトーク機能を連携し、ゲーム内チャット・SNSの内容を相互に入力・確認できるアプリ。 |
第1回2次審査(プレゼンテーション発表)の様子
事務局・お問い合わせ先
(株)常陽産業研究所 Joyo High school テックコンテスト事務局
〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1丁目5番18号(常陽郷土会館4階)
029-233-6734joyo-techcon@joyobank.co.jp
(企画書送信先と同一)